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私的所有論 第2版

立岩真也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865000061
ISBN 10 : 4865000062
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

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Book Meter Reviews

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  • ∃.狂茶党

    複雑な問題を、平明に論じていくのだが、いかんせん量が多く、キャパシティを越えてしまう。 優生思想について、大きくページが割かれている。 ここに示された難問は、おそらく解決不能であるだろうが、より良い状態は模索すべきだろう。 このより良い状態ってのが、優生思想の根幹を成しているからやっかいだ。 全面否定は安易なのだ。 意思決定をめぐる問題や、個人レベルではどうしようもない社会的に解決すべきであろう事柄など、たとえば、イーガンなどのSFや、24年組(と影響下)の漫画などを見る目が、決定的に変わるだろう。

  • けいぎ

    長かった。よかった。まず、自分は自分の身体を所有しているとか、自分で作ったものは自分のものとか、そういう信念は自明ではないということが言われる。そしてまた、思い通りにならないこと(他者性)がこの世界を面白くしているのではないか、それは大切にされるべきではないか、と主張される。彼の作ったものは彼のものではないのだし、別の人(他者)のものになってもよいはずである。財は配分していい。ただもちろん人は労力をケチったりする生き物だから、多く生産する人には多く配分してもいいかもしれない。など。文体が伝染るので注意。

  • JunTHR

    ようやく通読。初めて挑んだときは、すぐに挫折したが、立岩真也の他の著作を読んだあとに戻ってきたら、だいぶ読めるようになっていた。理論への理解が深まったことに加えて、立岩文体に馴染んだことも大きい。 立岩真也の初の単著であり、理論の基礎となっていて、刊行から20年以上経ちながらも、今も有効なままなのがスゴイ。ここで徹底して考え抜いたからこそ、その後の仕事があるのだろう。(とはいえ、十全な理解には程遠く、何度もこの本に立ち返りながら、引き続き立岩真也を読んでいこうと改めて意気込む)

  • 客野

    関心があった第7・8章辺りを中心に読んだ。著者の細かい議論をなんとか追っていくと、如何に自分の考え方が雑かを痛感する。似ているものの異なる概念をべったりとくっつけて扱ってしまうこととその罪、ある概念をある社会状況に放り込むことで違う意味が浮き上がってくることなど、学ぶところは多かった。改めて全体を読み直したい。

  • てほら

    この本は一回で意味をとらえられず、二回でさえ理解できず三回目でもなんとなくしかわからない、自分にとって最大のライバル(?)となった本だ。内容に興味が湧かないのも手伝って、読むのを後回しにして、ゼミがあるからどうしようもなくなって読むって感じだった。とりあえず苦手な本だと言っておきたい。

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