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夜空に浮かぶ欠けた月たち1

窪美澄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041113448
ISBN 10 : 404111344X
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
窪美澄 ,  

Content Description

ある街にひっそりたたずむ、椎木夫妻が営むメンタルクリニック。仕事、恋愛、友人……。さまざまな悩みを抱えて訪れる人に対して、夫婦は優しく寄り添っていく。ふたりにも過去に背負った傷があって……。

【著者紹介】
窪美澄 : 1965年、東京都生まれ。2009年、「ミクマリ」で第8回「女による女のためのR‐18文学賞」大賞を受賞。11年、受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』で山本周五郎賞を受賞、本屋大賞第2位に選ばれた。12年、『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞を受賞。19年、『トリニティ』で織田作之助賞を受賞、22年、『夜に星を放つ』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    窪 美澄は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、純喫茶・純&椎木メンタルクリニック連作短編集、感動作でした。オススメは、『夜のカフェテラス』&『ゆりかご』となります。4月は、本書で読了です。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322101000286/

  • うっちー

    心がほんわかしました

  • のぶ

    とても温かい雰囲気の連作集だった。椎木メンタルクリニックの旬先生とさおり先生。それに純喫茶・純の純さんが中心に繰り広げられる人間ドラマ。いろいろあってうつ病や精神に病をかかえてしまった人たち。うつ病はよく心が風邪をひいてしまった状態だと言われるが、そんな人たちが純さんの紹介で訪れる心療内科。このクリニックが医院らしくなく普通の住宅と変わらないというのが良い。旬先生とさおり先生が開業に至る話が一話で明らかにされるがこれには感動した。窪さんの本はほとんど読んできたが、その中でも一番やさしさの出た本。

  • まちゃ

    精神科医の夫・旬とカウンセラーの妻・さおりが営む「椎木メンタルクリニック」。心が疲れた人々が、そこを訪ね、再生していく物語。どこにでもいそうな人々が追い詰められていく様は、読んでいて胸が詰まるものでした。その人々が椎木夫妻のサポートで再生していく様に安堵しました。読んで良かったと思える癒しがありました。私も「椎木メンタルクリニック」を訪ね、「純喫茶・純」て旨いコーヒーが飲みたい。

  • もぐもぐ

    心が疲弊した人たちが、椎木メンタルクリニックと出会い元気を取り戻していく連作短編。窪さんは以前「晴天の迷いクジラ」で命の瀬戸際まで追い詰められた人たちの再生を描いたけど、今回はそこまで行く前に助けを求めよう!という話。どちらも素敵な本。優しい言葉に自分がしんどかった時を思い出して涙目になっちゃいます。「避難所みたいな人と場所」を作るのは本当に大事だし、その選択肢としてこんなメンタルクリニックが存在していて欲しい。人と人とが支え合う温かい話でした。しらこさんの装画も大好き。

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