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ははのれんあい 1 角川文庫

窪美澄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041143193
ISBN 10 : 4041143195
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
窪美澄 ,  

Content Description

この子のためなら、なんだってできる――夫の浮気で離婚、1人で3人の子を育てるべく奔走する母。ちょっと複雑な一家の大黒柱として支える僕。直木賞作家が贈る、あたたかな家族の一代記。

【著者紹介】
窪美澄 : 1965年、東京都生まれ。フリーの編集ライターを経て、2009年、「ミクマリ」で第8回女による女のためのR‐18文学賞大賞を受賞。11年、受賞作を収録したデビュー作『ふがいない僕は空を見た』で第24回山本周五郎賞を受賞、本屋大賞第2位に選ばれた。12年、『晴天の迷いクジラ』で第3回山田風太郎賞、19年、『トリニティ』で第36回織田作之助賞、22年、『夜に星を放つ』で第167回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆいまある

    窪美澄さん大好きなんだけど、これは合わなかった。無口な女と男が家庭を持ち子供が産まれ、無口な男は他に恋人を作る。いらん事ゆいの異名を持つ言いたいことは倍にして言う私は、言いたいことを言わない主人公由紀子にもー、モヤモヤする。2年間揉めて離婚。しかも男の再婚相手の連れ子が長男と同じクラスになる(いや、クラス分けるだろ。学校だって)。男が家庭を捨てたあと、長男は弟達を育て母を守りヤングケアラーとして生きる。「家族の形は変わっていく」と言い男の再婚相手の一家とも仲良くなる。いや、綺麗事やろ。うーん。KU

  • TAKA

    母の視点の第一部、長男の視点の第二部。長男視点は切なかった。中学生から母親の代わりをし父への葛藤があり双子の弟たちの面倒といい。母の再婚が智晴とってやっと家族から解放されたみたいだった。よう頑張ったなって言ってやりたいくらいや。歪な形でも家族は家族として成り立つんだと。白石一文さんの解説も理にかなってよかったです。

  • カブ

    「家族は時々、形を変えることがある。だけど家族はずっと家族」。結婚したら色々あるけど、元夫が気に食わない。

  • はる

    [kindle unlimited] 久しぶりに家族ものの小説で泣けました。田舎町に住む平凡な主婦の結婚から始まり、子育て、夫婦間の問題、義家族とのつながりと進んでいくがやがて離婚。そこまでは話がどう進むんだろうと思いながら読めます。後半からは、長男「智晴」の目線がメインになって進んでいく。何度も涙を誘う優しい書き方がさすが窪さんですね。

  • 練りようかん

    第一部は母の視点、第二部は長男の視点で家族間立場や性役割の呪縛と個人的幸福の摩擦を描く。金銭的に不安定で家事育児が大変になのに、もう次産むの?とちょっと引いた前半。しかし売店の先輩がロールモデルになる期待と、夫婦の溝が後ろめたさでできている窪さんらしさが好感触。父の恋愛で恐ろしく変化した長男の日常。母の恋愛に予想通りの対応が辛いし偉い。我儘行動できる次男三男とはやっぱ違うよね。一番のハイライトは祖父の苦労は俺のせい場面で、そんなこと思ってたんだと泣いてしまった。母方祖母も名言多く、総じて良かった。

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