Books

たおやかに輪をえがいて 中公文庫

窪美澄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784122072954
ISBN 10 : 4122072956
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
窪美澄 ,  

Content Description

結婚二十年。娘は大学生になり、住宅ローンもほぼ完済、主婦・絵里子の人生は穏やかに収束するはずだった。夫の風俗通い、娘の危険な恋愛、愛した父の不実など、思いがけない家族の秘め事が明らかになるまでは…。妻でも母でもない道が、鮮やかに輝き出す長編小説。

【著者紹介】
窪美澄 : 1965年、東京生まれ。2009年「ミクマリ」で「女による女のためのR‐18文学賞」大賞受賞。11年『ふがいない僕は空を見た』で山本周五郎賞、12年『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞、19年『トリニティ』で織田作之助賞、22年『夜に星を放つ』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • TAKA

    夫の風俗通いは許せないのに風の子水の子には理解ができるんだ。なんだろう結局は自分が変わりたかっただけなんじゃないかな。日常生活に飽きててそこに詩織が登場して変化を求めたいと思うようになっただけで、要は夫の不祥事も娘の反抗も都合よく時期が重なっただけなんじゃないかと。普段から夫に甘えとけばいいでないの。と男の立場から物申したまでです(笑)

  • エドワード

    酒井絵里子は52歳の主婦。会話もなく、朝食、夕食も食べない夫と娘の世話に明け暮れる毎日―冒頭から冷え切った家庭の姿が伝わる。ある日、夫の洋服から落ちた風俗営業店のカードに驚愕する絵里子。自由に生きる同級生の詩織と再会し、彼女の心は激しく揺れる。娘が警察に保護される事件をきっかけに酒井家の隠し事が暴露され、絵里子は独り伊東の宿へ旅立つ。若くないが老いてもいない微妙な絵里子の再出発を描く後半がいい。もはや良妻賢母の時代ではない。魅力的な女性が多く出て来るが男は皆だらしない。最後の夫との顛末は賛否あるかも。

  • カブ

    主婦・絵里子は結婚20年。娘は大学生になり、住宅ローンもほぼ完済。このまま穏やかに人生の終焉を迎えるはずが、夫の風俗通いや娘の危うい交際など思ってもみなかった問題が…。家を出て新しいことにチャレンジするところは、スカッとする。絵里子頑張れ!

  • ピロ麻呂

    旦那の風俗通いがバレて離婚の危機…というお話😅

  • 水色系

    絵里子の変わっていく様子は劇的だけど、変わる前が駄目だったとは思わない。他人軸で生きて、家族に尽くす。それは一つの生き方だと思う。まぎれもなく。ただ、女に磨きをかけていき、言いたいことを言えるようになって、そういう自分のほうが好きだと、「自分が好き」だと思える、そのことが大事なんだろうな。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items