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ISBN 10 : 4776300826
Content Description
郷土食の「伝統」を問い直す。食べものをめぐる12のストーリー。
目次 : 序論 なぜ郷土食の物語を集めるのか/ 地域における食の物語と記憶―郷土食の「真正性」はどうつくられるのか/ 第1部 郷土食をめぐる土地と身体の物語(日本の酪農が紡ぐ「ご当地ヨーグルト」の物語―地域性とクラフト性に根ざした価値形成/ 個体としてのドメーヌ―ボジョレ地方のナチュラル・ワイン生産者の言説と実践にみる生産の場と生産物の関係/ 有機農業と出会うとは―「さんだオーガニックアクション」の実践/ 空腹とケーキ―戦後沖縄における小さなお店の軌跡)/ 第2部 郷土食をめぐる継承の物語(カツオ産業のグローバル化に揺れるローカルのカツオ文化―沖縄県における鰹節加工/ 食文化の継承とメディア教育実践―大学生が奈良・吉野山で見つけたストーリー)/ 第3部 郷土食をめぐる実践と提言(ガストロノミーツーリズムにおける郷土食の物語化―スリランカ・ヒールオヤにおけるキトゥル関連体験を中心に/ 奈良におけるガストロノミーツーリズムの展開―食文化体験の創造/ 「ベッドタウン自治体」におけるふるさと納税制度―奈良県大和高田市および北葛城郡上牧町を事例に/ 「食を選好できる」ということ―危機の時代に「食文化」はいかに可能か)
【著者紹介】
窪田暁 : 1976年生まれ、奈良県出身、総合研究大学院大学文化科学研究科比較文化学専攻・単位取得満期修了(博士)、奈良県立大学准教授(文化人類学・スポーツ移民研究)
岡井崇之 : 1974年京都府生まれ、上智大学大学院博士後期課程単位取得退学、奈良県立大学教授、メディア研究・身体の社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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