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誰が農業を殺すのか 新潮新書

窪田新之助

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784106109768
ISBN 10 : 410610976X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本の農政は「弱者である農業と農家は保護すべき」という観念に凝り固まっており、産業として独り立ちさせようという発想が全くない。農家の減少は悪いことではない。数が減れば「やる気のある農家」が農地を持つことになって、生産性は上がるのだ。一方で、あまりにも内向きで国際的な趨勢についていけない対応が理由で、米価が中国の先物市場で決まってしまう未来も見えてきた。農業ジャーナリストが返り血覚悟で記した「農政の大罪」。

目次 : 第1章 中韓に略奪されっぱなしの知的財産/ 第2章 「農産物輸出5兆円」の幻想/ 第3章 農家と農地はこれ以上いらない/ 第4章 「過剰な安心」が農業をダメにする/ 第5章 日本のコメの値段が中国で決まる日/ 第6章 弄ばれる種子/ 第7章 農業政策のブーム「園芸振興」の落とし穴/ 第8章 「スマート農業」はスマートに進まない

【著者紹介】
窪田新之助 : 農業ジャーナリスト。日本農業新聞記者を経て、2012年よりフリー

山口亮子 : ジャーナリスト。京都大学文学部卒、中国・北京大学修士課程(歴史学)修了。時事通信記者を経てフリー。執筆テーマは農業や中国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Meme

    全体的に口調が強めなのが読んでて苦しかったです😅 単位面積あたりの生産額を高めること。誰もが上記を実践できる再現性を確保すること。正しく育てる方法を知る、データ構造とイン/アウトプットの手法を知る、それらを適切に共有知化する方法を知る。そして全てを実践し続ける。私もだが、百姓なら百姓の土台で稼がにゃならんのだと良きプライドをもつ。補助金、年金とか頼らない。それらに頼るのが良いとか悪いとかではなく、です。

  • はやたろう

    日本の農業の現状と農政のポンコツさをバッサリ一刀両断する。輸出戦略も、スマート農業も話題性だけが先走り、内容がともなっていない。また、コメ施策については減反施策やら、補助金のバラマキやらチグハグ。種苗については公的機関が邪魔をしている。などなど、なるほどの分析が多数。

  • たんかれ〜

    「愛媛38号」のような日本で開発した優秀な種苗の海外流出の放置、未だに続くコメ減反、コメ先物市場の上場廃止なぜ?、2050年有機農業の面積を25%に引き上げ目標は未来への責任転嫁。農政、古臭くてヤバいですね。。日本の農業はポテンシャルが高く、もっと自由にすれば簡単に競争力が上がるのでは?と素人ながらに思います。農業へのデータの活用は今後が楽しみ。

  • スプリント

    短絡的に目先の利益だけを追い求める政治家・企業・団体が多いことがわかり憂鬱になりますね

  • kenitirokikuti

    2019年から大連でコメの先物取引がスタートしている一方で、日本では2021.7にコメ先物の本上場申請が不認可となった。そして同年9月農林省はコメの「現物市場検討会」を開いた。なお、2011年にコメ価格センターは閉鎖▲このコメ関係とソレと、種苗法改正や種子法廃止反対とはやや系統が異なるようだ。アグリメジャーに支配されるというような事態は起こらない。ウォルマートやファスト衣料が撤退してることを想起せよ。

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