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殺されて当然と少女は言った。 1 Mf文庫j

空洞ユキ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784046854391
ISBN 10 : 4046854391
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
,  

Content Description

少女の一言に、記者たちは言葉を失った。県会議員・真中理人が殺害された事件から一週間後、高校生の娘・理央が放ったその一言は、少女の神秘的な容姿も相まってSNS上で根拠のない『神話』を生み出していき――

【著者紹介】
空洞ユキ : 第21回MF文庫Jライトノベル新人賞で「佳作」を受賞した新人作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • オセロ

    めちゃくちゃ良かったですね! 「報道が事実であれば、父は殺されても仕方ない」という常人なら理解不能な発言をした真中理央に人生を狂わされた6人視点から彼女の本当の姿に迫るサスペンスノベル。話として面白かったのは勿論、何より理央が魅力的すぎて怖い。ここまで人は冷静に物事を見て利用することが出来るのか。若干上手くいきすぎな気がしないでもないですが、ストーリーとして筋が取っているうえに理央の全てを見通すような力があるのなら可能にしてしまいそうで。一巻で完結するので興味のある方はぜひ手に取って欲しい一冊です。

  • 和尚

    凄かった、そして面白かった。個人的に物凄く好きだったので是非読んでみて欲しい一作。 最初から最後まで、緩むことなくずっと引き込んでくれる文章と、様々な視点から描かれる彼女の淡々とした異常性が非常によく、また、あとがきで現象として語られていてなるほどと思いました。名作。

  • よっち

    県会議員・真中理人が惨殺された事件。加害者の告発から生じた過去に加害を行った人間を断罪するムーブメントが娘の理央の発言で一変するサスペンスノベル。肉親の死すら肯定して炎上する流れを変えた理央の真意はどこにあったのか。娘が理解できない母、見守り続ける女刑事、彼女に寄り添う恋人、事件を利用したい断罪系配信者の同級生、捕まらない犯人、そして彼女の動きを追うノンフィクション小説家。どんな状況にでも冷静に状況を見て、相手のことを正しく把握して、リスクを徹底的に排除して事態を収束に導いてみせた彼女の手腕は圧巻でした。

  • 椎名

    久しぶりに好みの作風ど真ん中の作品が出てきてくれて興奮してしまったが、今の十代に刺さるというよりかつてあの時期を十代で過ごした人間に刺さっている可能性……とは少し思ってしまった。実際のところどうかはわからないけれど。一人の少女が現象として物語を動かし、自ら手を下すことなく事件にまつわる事象を収束させていく。富士ミスとかメフィストとかの空気感。受賞時のコメントでは文章を指摘されていたが、個人的にはその地の文こそ魅力で、淡々としているようでいて細やかな動作や視覚の表現が豊かで印象的だ。注目作家。

  • 真白優樹

    県会議員の惨殺事件、遺族である娘が議員の死を許容する発言をしたことで始まる物語。―――全ては彼女の掌の上、動く先はただ一つ。 母親、恋人、配信者、女刑事、犯人、作家。娘に関わり人生を狂わされた六人が掌の上で転がされていく中、少しずつ娘の核心に迫っていく物語であり、何とは言えぬ先、大枠の答えが示されるミステリーである。ただ一つの目的の為。六人を操り成し遂げた娘は、恋人との日々へ。台風の目を外れ、その後に何が待っているのだろうか。娘はこれから何を成し遂げるのか。 うん、面白かった。

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