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短歌のガチャポン

穂村弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093888950
ISBN 10 : 4093888957
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan

Content Description

穂村弘、厳選。きらきら輝く100色の短歌たち。現代短歌の旗手穂村弘が選ぶ、なんでもありの短歌100首。楽しくて悲しくてヘンでおかしな短歌をファンタスティックな絵とともに詰め込んだ、ホムラ印のガチャポン・マシーンをお試しあれ!

目次 : Tanka meets Drawing/ 短歌のガチャポン(選・解説 穂村弘)

【著者紹介】
穂村弘 : 歌人。1962年札幌生まれ。1990年、歌集『シンジケート』でデビュー。評論、エッセイ、絵本、翻訳など様々な分野で活躍している。『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』『世界音痴』『もうおうちへかえりましょう』『ラインマーカーズ』他著書多数。2008年、短歌評論集『短歌の友人』で伊藤整文学賞、2017年、エッセイ集『鳥肌が』で講談社エッセイ賞、2018年、歌集『水中翼船炎上中』で若山牧水賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ひらちゃん

    ガチャポン。何が出てくるかわからない楽しさにハマりました。「「天国に行くよ」と兄が猫に言う 無職は本当にだまってて」お兄ちゃん…。「(7×7+4÷2)÷3=17」そのまま読んでみたらちゃんと短歌だった。驚き!「歩道橋の上で西日を受けながら 自分yeah 自分yeah 自分yeah 自分yeah」ステージにいるみたいで楽しい。「家族の誰かが「自首 減刑」で検索していたパソコンまだ温かい」何をやったんだ、妙に気になる。「ただ一人の束縛を待つと書きしより雲の分布は日日に美し」束縛をそう使うのか。

  • nyaoko

    短歌だけだと、正直、読みにくい。と言うか、わざわざ読まない。でも、解説があって、それが穂村さんなら読める。そもそも、私は短歌が詠めない。すらすらと31文字を連ねる感性が羨ましい。ある一首、『〜無職は本当に黙ってて』あの最後が最高に好き。いいなぁ。仲良いんだな、この兄妹。こういう歌に出会えると気持ちがいい。

  • akihiko810/アカウント移行中

    ほむほむ選の短歌と解説の詰め合わせ。印象度B+  近現代短歌を、本からチョイス。「短歌下さい」のアマチュアの歌もあるようだ。 金子大二郎「前科八犯この赤い血が人助けするのだらうか輸血針刺す」このぶっ飛び具合が素晴らしい。短歌はどこまでも自由だ。短歌歌集はなかなか手に取りづらいのだが、こういうアンソロジー歌集は手に取りやすくて面白いから好き。

  • 禿童子

    選者の琴線に触れた短歌を集めた「絵本」。ガチャポンは、開けてみるまで何が入っているか分からないワクワク感。短歌が心に残るのはその「不意打ち」とも言うべき言葉の使い方にあるのでは。投稿欄の無名に近い歌人の歌に秀作がある。有名な短歌も混じっているが、どちらかと言えば引き立て役になっている。昭和39年作「思ひがけぬやさしきことを吾に言ひし彼の人は死ぬ遠からず死ぬ」安立スハルの現代を先取りする感覚にうならされる。今なら「死亡フラグが立った」と云うところだろうか。

  • コーデ21

    《現代短歌のフロントランナー穂村弘が選んだ明治から現在までの短歌100首》さてさて何が出てくるかな〜?「くちづけをしてくるる者あらば待つ二宮冬鳥七十七歳」「はなこさんがみかんを三つ買いましたおつりはぜんぶ砂にうめます」「三越のライオン見つけられなくて悲しいだった悲しいだった」などなど、胸にズキュンと迫る短歌の数々! ページをめくるたびにワクワク〜💛 暑〜い夏には軽やかなリズムの短歌がピッタリかも?とーても楽しめました♪^^

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