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手紙魔まみ、夏の引っ越し(ウサギ連れ)小学館文庫

穂村弘

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094060225
ISBN 10 : 4094060227
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
高野綾 ,  

Content Description

歌人・穂村弘に憑依した少女「手紙魔まみ」の愛と祈り。センセーションを巻き起こした異色歌集、待望の文庫化。

目次 : 手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)/ 手紙魔まみ、天国の天気図/ 手紙魔まみ、アイ・ラヴ・エジソン/ 手紙魔まみ、完璧な心の平和/ 手紙魔まみ、キモチワルキレイ/ 手紙魔まみ、うれしい原材料たち/ 手紙魔まみ、みみずばれ/ 手紙魔まみ、ウエイトレス魂

【著者紹介】
穂村弘 : 1962年札幌生。歌人。上智大学英文科卒。90年、歌集『シンジケート』でデビュー。エッセイ、短歌評論、翻訳などでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • チョコ

    菅田将暉と有村架純の映画の中で2人が好きな作家で出てきたので、読んでみた。初読みの作家さん。若い時に出会うと良かったかな。その本に旬な年齢ってあるなぁ。

  • 佐島楓

    単行本を図書館で借りて、気になり続けていたのを文庫で入手。少女的なものの総体としての作品群が、中毒性を持った奇妙な魅力を放っている。口ずさめるほど好きな歌は二首ほどあるが、ここには引用しない。

  • まさむ♪ね

    なんてあやういんだ、まみ。できればお近づきにはなりたくないけれど、気づかれないようにこっそりと物かげから見守って痛くなる。ぼんやりとした淡いピンクのぐるぐるうずまきに、鋭いナイフのような言葉たちが投げ込まれ、それがものすごい勢いで回転しはじめる。狂気をはらんだまみの危険で孤独な妄想哲学。もう、きらきらでくらくらする。《水準器。あの中に入れられる水はすごいね、水の運命として》《ひかひかの蜘蛛のめんめの表面が艶消(マット)になるよ、死んだ瞬間》《なんという無責任なまみなんだろう、この世のすべてが愛しいなんて》

  • 水色系

    ほむらさん、ヤバい‼︎もうこれに尽きる。「まみ」っていう不思議な女の子を創造して、しかも手紙バンバン書かせてる。自分宛に。あまつさえ「おやすみ、ほむほむ。LOVE(いままみの中にあるそういう優しいちからの全て)。」(P52)とか言わしとる。ほむらさん、ヤバすぎ(2回目です)。問題作やん。絶対また読んじゃうような中毒性もある。

  • ハンナ

    せっかく手に入れたのに、読んでは放置し…を繰り返していた。こんな文庫サイズでカラー絵付きの歌集、いいなぁー!ちょっと個性的過ぎて外では読みにくいけれど、歌集といえば重いものが多いので、こうしたサイズは嬉しい。そして絵本のように可愛い! 独特の世界観だけれど、こうして連歌で物語を綴っていく方法もあるのか…ということを体験させてくれました。本当に、ほむほむの中にはまみのような乙女が巣作っているのでは?!と思わされる。 でも、歌を詠んでいる人格は違うというのはよくあることかも…??

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