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ISBN 10 : 430942208X
Content Description
ミー、さようなら。二十年間ありがとう。父が死んだときも、夫と別れたときも、私はこんなに泣きはしなかった―。フランス、イギリス、アメリカ、イタリア他、世界各国でベストセラー!愛猫ミーとの出逢いと別れを通し、深い絆を描く感涙のエッセイ。巻末にミーを喪った後のことを綴った「燃え上がる猫」を収録。
目次 : 第一章 風の中の子猫(最初の場所/ 記憶の中の猫/ 猫の名前/ ニセアカシアの花の下で)/ 第二章 別れの予感(引っ越し/ ミーの恋人/ ほろびの音/ 武蔵野の夜/ 林よ、さよなら)/ 第三章 新しい出発(海と夜景と/ 夏すぎて秋/ ミーの失踪/ Nさんとハナと)/ 第四章 たそがれに向かって(尿にまみれて/ ペットシッター/ 手の効用/ 変貌する町/ 冬の旅)/ 第五章 ミーは光の中に(夏―最期の夜/ 嵐が通りすぎていった)/ 巻末エッセイ 燃え上がる猫―『ミーのいない朝』その後
【著者紹介】
稲葉真弓 : 1950年、愛知県生まれ。92年『エンドレス・ワルツ』で女流文学賞、95年『声の娼婦』で平林たい子文学賞、2008年「海松」で川端康成文学賞、11年『半島へ』で谷崎潤一郎賞他、数々の文学賞を受賞。2014年8月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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