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郊外住宅地の系譜 東京の田園ユ-トピア

稲葉佳子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784306042186
ISBN 10 : 4306042189
Format
Books
Publisher
Release Date
November/1987
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
山口広 ,  

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • アメヲトコ

    87年刊。戦前に形成された東京の郊外住宅地を取り上げ、それぞれの住宅地に籠められたユートピア像を探った一冊。分譲だけでなく良質な借家街も目に付くのが印象的です。元小田急沿線住民としては、成城学園と和光学園、玉川学園が一人の人物でつながっていたというのが興味深かったです。国立学園都市は堤康次郎が力を入れて開発したのに、鉄道はおろか西武バスすら全く絡まないところも面白い。本書はもう35年も前の成果になりますが、時代はバブル絶頂期、共同研究も当時の危機感の表れだったのかもしれません。

  • 鵐窟庵

    東京の住宅地を山手、城南の各地域の名だたる住宅地の形成過程を歴史的に詳解。当時は往々にして都心が過密や木造長屋で住環境が良くないため郊外に憧れの田園都市や田園住宅を建設する機運が高かった。まずは都心部の本郷西片に学者村として住宅開発が行われ、文化人の住まう住宅地が作られた。文化と郊外住宅地が一体に理想として形作られた。その後、阪急電鉄の沿線開発を範に、田園調布や洗足が開発され、後の東急沿線の各住宅地の原型になった。さらに、徐々に郊外へ発展していき、成城、大泉、国立と言った学園都市が形成されていった。

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