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戦略参謀

稲田将人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478024461
ISBN 10 : 4478024464
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

大手紳士服チェーン「しきがわ」の営業マン高山昇は、ある日、経営幹部の目の前で会社の給与制度を批判したことから、新設の経営企画室に飛ばされてしまう。しかし、高山は、持ち前の正義感と行動力を武器に、室長の伊奈木とコンサルタントの安部野の支援を得ながら、改革の推進役として一歩ずつ成長する。社内の地雷を踏みまくりながら、愚直に改革に取り組む主人公の姿を通して、トップの参謀役である経営企画の仕事とは何か、そして、企業改革のあり方をリアルに描く。

目次 : 第1章 高山、最初の地雷を踏む―企業はなぜ成長、低迷を繰り返すのか?/ 第2章 「バケツの中身」が重要だ―PDCAを回せない企業には明日がない/ 第3章 経費削減と経費低減は違う―経費の効果最大化のためのノウハウを蓄積せよ/ 第4章 社員がやる気になる人事制度とは―一人一人が前向きなエネルギーを発揮できているか/ 第5章 起死回生の販促プラン―成功に向かって仮説を立て地道に努力する/ 第6章 混沌のなか、海図を求める―事業不振は「市場との乖離」から生じる/ 第7章 新業態を立ち上げる―トップの抑えが弱くなると、組織内にエゴイズムがはびこる/ 第8章 社内の「憑き物落とし」―戦略参謀は「成功した創業者」の精神にのっとって行動する

【著者紹介】
稲田将人 : 株式会社RE‐Engineering Partners代表、経営コンサルタント。早稲田大学大学院理工学研究科修了。豊田自動織機製作所よりの企業派遣で米国コロンビア大学大学院コンピューターサイエンス科にて修士号を取得した後、マッキンゼーアンドカンパニーに入社。マッキンゼー時代は、大手電気企業、大手建設業、大手流通企業などの戦略策定や経営改革などに携わる。その後は、企業側の依頼により、大手企業の代表取締役社長、役員、事業・営業責任者として売上V字回復、収益性強化などの企業改革を行う。2008年8月に(株)RE‐Engineering Partnersを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ひろき@巨人の肩

    Febeにて。成熟企業における経営戦略がストーリー形式で説明されており、特に前半の組織論と経費の考え方は参考になった。企業は成長の果てに踊り場を迎えるのは必然であり、成長に合わせて創業者の機能分業を進めていくことが組織の目的。「〜企画部」とは創業者の頭脳を分業。経費は日頃より「費用対効果」を意識し、複数年度を見据えて低減プランに努めるべき。収益の帳尻合わせの経費削減は自らの首を絞める。その他の学びは超高速の「PDCA」サイクルのみが成功し続ける秘訣、「人性善なれど性怠惰なり」を意識した経営の2点。

  • y

    経営は、やはり人間というものを理解することが大切だ。やはりシンプルに「本質」だけ。ちょうど第二創業を目指す今のうちの会社の状況とも酷似する。会社のレベルを上げようと思えば、自分の頭の中を「見える化」させることの重要性も理解できた。本書の通り、それをしないと永続企業にはなれないだろう。社員のレベルが上がらなければ、規模の拡大もない。「企画」という仕事も理解できた。頭脳を権限委譲...すごいことだ。創業者の高速PDCA、、、根拠を示し、理路整然と判断の理由を伝え、人を育てる。愚直に、目の前の人を大切にしよう!

  • kiki

    経営企画の部門とは、経営の意思としてやらねばならないが、それを任せられる部門がない課題や仕事を請け負う、あるいは推進するのが参謀機能として位置付けられる。経営企画の担当者は、言葉にして、時には分析し、何がポイントなのかを抽出して人に上手に伝えて、全体視点での動きを作ること。アイデアを仕事にするには、目的を明確にした上での制度、仕組みを構築し、より文化を維持する仕掛けをつくる。経営の意思を末端まで伝達し、各管理層が自律性を育みながら健全に機能し、現場の実態を的確に報告する仕組みとすること。PDCAが大切。

  • yuzyuz_k

    小説仕立てのビジネス書。 池井戸作品みたいな感じではないので、それを期待するのはやめた方がいいです。 企業の大小に限らず、 改革部門の立場は難しいですなぁと感じます。 P/L 、B/Sの視点は、説明する相手で変幻自在に変えていかないと、ご理解頂けないし、やる気を引き出せないですよね。 でも基本を守り、真摯な姿勢で向き合うことは、どの世界でも一緒と思いました。

  • abekinu

    タイトルからしてお堅いビジネス本と思いきや、ストーリー仕立て学べるスタイル。V字回復の奇跡のようなスタイル。わかりやすく書かれているので、社会人になりたての人が会社や経営を俯瞰的に見るために読んでも良いかも。

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