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戦略参謀 経営プロフェッショナルの教科書 日経ビジネス人文庫

稲田将人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784532198398
ISBN 10 : 4532198399
Format
Books
Release Date
November/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

紳士服チェーン「しきがわ」の営業マン高山昇は、ある発言から古株の阿久津専務の逆麟に触れ、新設の経営企画室に異動させられる。だが、高山は持ち前の正義感と行動力を武器に、外部コンサルタントらの助力を得ながらトップの補佐役=戦略参謀として成長していく―。会社再生にまい進する主人公を描く企業改革ノベル。

【著者紹介】
稲田将人 : 株式会社RE‐Engineering Partners代表、経営コンサルタント。早稲田大学大学院理工学研究科修了。豊田自動織機製作所よりの企業派遣で米国コロンビア大学大学院コンピューターサイエンス科にて修士号を取得した後、マッキンゼーアンドカンパニーに入社。マッキンゼーでは、総合家電企業、建設業、流通業などの戦略策定や経営改革などに携わる。その後は、企業からの依頼を受け、大手企業の代表取締役社長、役員、事業・営業責任者として売上V字回復、収益性強化などの企業改革を行う。2008年8月に株式会社RE‐Engineering Partnersを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • masayasu

    経営コンサルトの著者が紳士服チェーンの経営の再建についてストーリー仕立てに書いた小説。 PDCAや組織論など経営の専門的な事がわかりやすく展開されており中盤までは引き込まれたものの題材とされている紳士服チェーン「しきがわ」の社長があまりに危機管理がなさすぎる事や小説のストーリーが単純であまり興味をそそられず。後半はややトーンダウンしてしまいました。 日経BP文庫の三枝匡さん著の企業再生ノベルの方がはるかに内容的に面白いと感じました。(★3)【M】

  • karutaroton

    勉強本。「人、性善なれど、性怠惰なり」が、繰り返し出てくる。新しい部署→抽象的なミッション→それなりの仕事→GOOD TO KNOW わかってよかったね→貢献してないとの声→解散 て、よくありそう。100%成功している奴は全く挑戦してないか、高速PDCAで素早く修正してるすごい奴かのどちらかって、おもしろい。前者のポリシーの人、結構いるなー

  • cape

    今どき多い小説風味の企業再生指南書。物語ができすぎ感満載のおめでたストーリーながら、面白く読めた。企業再生のエッセンスも、それほど多くはないように感じたが、泥臭いリアリティーがあって、なかなか勉強になった。オーナー系企業にある2代目の壁。これを超えるには、無敵のコンサルタントという、我田引水はさておき、経営企画機能のあり方が、参考になった。そして、現実は、もっと複雑で不完全だ。

  • ぴーすけのパパ

    経営不振の企業を再建するストーリーで、「三枝匡3部作」と共通するものがあります。舞台は大手紳士服チェーン。経営不振が続く中、2代目経営者のもとで、経営企画室が設置されるところから話が始まります。読後感は次の3つ。@ストーリーよりも経営のあり方をテーマに書かれています。陰の主人公で著者の分身ともいえるコンサルタントが語る言葉が深いです。APDCAの重要性。経営再建といっても、このサイクルを愚直に回していくことだと感じました。B「企業の価値を創造しているのは、そこで働く人たちだ」。この言葉が心に刺さりました。

  • kiki

    経営企画の部門とは、経営の意思としてやらねばならないが、それを任せられる部門がない課題や仕事を請け負う、あるいは推進するのが参謀機能として位置付けられる。経営企画の担当者は、言葉にして、時には分析し、何がポイントなのかを抽出して人に上手に伝えて、全体視点での動きを作ること。アイデアを仕事にするには、目的を明確にした上での制度、仕組みを構築し、より文化を維持する仕掛けをつくる。経営の意思を末端まで伝達し、各管理層が自律性を育みながら健全に機能し、現場の実態を的確に報告する仕組みとする。PDCAが大切。

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