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大人の落語評論(仮)「野暮」で結構! フィギュール彩

稲田和浩

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779170126
ISBN 10 : 4779170125
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2014
Japan

Content Description

「能書きたれたけりゃ、落語評論家になりやがれ!」といったのは早世した古今亭右朝。三十年以上も昔である。落語は一期一会の高座を楽しむもの。感想を語るのは野暮だという考え方もある。いまではブログやSNSに落語家や客が感想を記して知らぬ者同士が語り合うこともできる。誰もが落語評論を書くことができるこのような書き込みには瞠目すべき落語論まである。落語評論も文藝評論と同じく書き手の「表現」と考えてもいい。高座評にとどまらず落語を題材にして芸能論となりうる「大人」の落語評論があってもいい。その実践が本書である。

目次 : 第1章 落語評論のススメ/ 第2章 落語とは何か/ 第3章 落語家論/ 第4章 大人の落語論

【著者紹介】
稲田和浩 : 1960年東京生まれ。演芸作家、評論家。日本大学藝術学部卒業。雑誌記者、ライターを経て1986年より作家活動。演芸台本、邦楽の作詞、演出も手がける。日本脚本家連盟、日本放送作家協会所属。民族芸能を守る会相談役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 二階堂聖

    落語のことは知らないけれど、個々の落語家についてもろもろの3章落語家論がおもしろかった。

  • 武蔵なんとか

    最後まで面白く読みました。 値段が安いともっと多くの人が手にとるんじゃないかなと思います。 落語評論家を列挙していく中で、現在まあまあ著書を出しておられる広瀬氏のことが全く触れられておらず、大嫌いでもちょっとは出しておくべきなんじゃないかなと思いました(私はそんなに好きではない方ですけどいないことにするのはおかしいと思います)。

  • qoop

    落語評論の全体像とその意義を広く取り、落語について語ることの幸いを説く。いわば方向性を先鋭化する不寛容を斬りつつ、落語評論の可能性の拡がりに目を向けさせる内容。概説的ながらそれぞれの落語家への評に著者の姿勢が見受けられる。中では談志評、特に〈業の肯定の否定〉に同意する。

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