Product Details
ISBN 10 : 4779128161
Content Description
「馬鹿はァ死ななきや治らないィ」ラジオで聴いたあの名調子、明治から昭和初期まで芸能の玉座に君臨した大衆芸能の浪曲。代表的な作品を通して世に知られた主題を論じ、その隆盛と衰退の要因を徹底的に分析する。これぞ惜しまれつつも二〇一五年に逝去したまさしく、稀代の浪曲師・国本武春をめぐる論考を浪曲論の哀惜を込めて綴った増補改訂版。
目次 : 第1章 浪曲論(浪曲衰退の理由/ 浪曲と浪花節はどう違うか?/ 素人浪曲と銭湯の関係 ほか)/ 第2章 浪曲作品論(義士伝/ 安中草三郎/ 紺屋高尾 ほか)/ 第3章 浪曲におけるテーマとは何か(義理・人情を語る/ なにがなにして/ 浪曲とは何か)/ 増補改訂版のための追記
【著者紹介】
稲田和浩 : 1960年東京生まれ。演芸作家、演芸評論家。日本脚本家連盟所属。民族芸能を守る会相談役。作者部屋(歌舞伎作家のこと)同人。文京学院大学外国語学部非常勤講師(芸術学)。日本大学芸術学部演劇学科卒業。タウン誌記者、コピーライターなどを経て、1986年頃より作家活動。演芸(落語、講談、浪曲、漫才)の台本、邦楽(長唄、新内、琵琶など)の作詞、演劇の脚本、演出などを手掛ける。2019年には初となる時代小説を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

