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増補改訂版 浪曲論(仮)

稲田和浩

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779128165
ISBN 10 : 4779128161
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2022
Japan

Content Description

「馬鹿はァ死ななきや治らないィ」ラジオで聴いたあの名調子、明治から昭和初期まで芸能の玉座に君臨した大衆芸能の浪曲。代表的な作品を通して世に知られた主題を論じ、その隆盛と衰退の要因を徹底的に分析する。これぞ惜しまれつつも二〇一五年に逝去したまさしく、稀代の浪曲師・国本武春をめぐる論考を浪曲論の哀惜を込めて綴った増補改訂版。

目次 : 第1章 浪曲論(浪曲衰退の理由/ 浪曲と浪花節はどう違うか?/ 素人浪曲と銭湯の関係 ほか)/ 第2章 浪曲作品論(義士伝/ 安中草三郎/ 紺屋高尾 ほか)/ 第3章 浪曲におけるテーマとは何か(義理・人情を語る/ なにがなにして/ 浪曲とは何か)/ 増補改訂版のための追記

【著者紹介】
稲田和浩 : 1960年東京生まれ。演芸作家、演芸評論家。日本脚本家連盟所属。民族芸能を守る会相談役。作者部屋(歌舞伎作家のこと)同人。文京学院大学外国語学部非常勤講師(芸術学)。日本大学芸術学部演劇学科卒業。タウン誌記者、コピーライターなどを経て、1986年頃より作家活動。演芸(落語、講談、浪曲、漫才)の台本、邦楽(長唄、新内、琵琶など)の作詞、演劇の脚本、演出などを手掛ける。2019年には初となる時代小説を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アナーキー靴下

    先日の感想で「浪花節」という表現を使ったものの、「忠臣蔵のような」とか「義理人情」程度の認識しかないことに気付き、気になり、本書を読むに至った。タイトル通り「浪曲論」ではあるけれど、著者の語りは軽妙で、思い出話を聞いているような感覚で楽しくスラスラ読めてしまう。しかしまったく馴染みがない世界の話で、想像が及ばないことばかり。いつか観に行ってみよう。なお、浪曲とは何か、と言ったら、「なんでもありの芸能」だそう。内容も「義理人情」だけじゃない、あちこちから話借りて節つけて、そういう力強さが浪曲だと。

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