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レジリエンス人類史

稲村哲也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784814004010
ISBN 10 : 481400401X
Format
Books
Release Date
April/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目次 : 序 「希望の未来」を求めるために過去に学び今を考える―この本を始めるにあたって/ 1 危機とレジリエンスのはじまり・かたち/ 2 食糧生産革命と文明形成/ 3 レジリエンスの多様なひろがり/ 4 現代の危機とレジリエンス/ 5 人新世を転換する/ 結 ヒトの能力を賢く使って「どこへ行くのか」を模索する―この本をいったん閉じるにあたって

【著者紹介】
稲村哲也 : 放送大学特任教授、愛知県立大学名誉教授。専門は、文化人類学

山極壽一 : 総合地球環境学研究所所長、前京都大学総長、京都大学名誉教授。専門は、人類学、霊長類学

清水展 : 関西大学客員教授、京都大学名誉教授。専門は、文化人類学

阿部健一 : 総合地球環境学研究所教授。専門は、人間環境学、相関地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • takao

    ふむ

  • Go Extreme

    「希望の未来」を求めるために過去に学び今を考える 危機とレジリエンスのはじまり・かたち: ヒトのレジリエンスの起源 共感能力の進化 レジリエント・サピエンスの神経生物学 心の進化を遺伝子からみる 家畜化から考える 食糧生産革命と文明形成 レジリエンスの多様なひろがり 現代の危機とレジリエンス: 「想定外」という落とし穴 心のレジリエンシー 人新世を転換する: プラネタリーヘルスと食の変革 有事の文化化と「無事」 人間の死と生,未来の世代への責任 国際関係論としてのレジリエンス 再び地に足をつけ,地球を想う

  • ハラペコ

    ヒトの進化、戦争、農業・畜産、災害対応、倫理まで多岐に渡る話題。適応するのではなく、環境を「適応させる」人類は高緯度や熱帯や海洋をも御し拡散していき、大型哺乳類を絶滅させてきた。とはいえ持続的で自然と相互的な暮らしをしていたところ、近代に自然を疎外・客観視することでレジリエンスのない改変を行うようになり、その歪みは現出しつつある。個人単位を改め、共感性を他人や自然に示すことを示唆するが、序中盤のヒトの解剖学・生理学・心理学や、人類学のこまごまとした知識の部分も面白いので、ひとまずテーマを考えず読むべきかも

  • 黒胡麻

    レジリエンスとは逆境に対ししなやかに適応して乗り越える力。人類が持つレジリエンスを人類進化の初期から古代、文化人類学、現代社会のコロナや人新世まで様々な事例を通して検討している。そこで重要なのは共感、他者とのつながりである。モンゴルの遊牧民やフィリピンの焼き畑農耕民のように文明的な生活と昔ながらの生業が併存しててどちらかが都合悪くなったら他方でしのげる生き方は魅力的だと思った。ガリンペイロによるヤノマミの危機、イースター島崩壊は西洋人のせい、心のレジリエンスのダークトライアド等も興味深かった。

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