Product Details
ISBN 10 : 4812218039
Content Description
17世紀のドイツで哲学・数学・科学など幅広い分野で活躍したライプニッツ。その業績は法典改革、モナド論、微積分法、微積分記号の考案、論理計算の創始など多岐にわたる。本書は、彼の幾何学研究に焦点を当て、ライプニッツ哲学の新しい解釈と現代的意義を提示する。
目次 : 哲学と数学の交差点に立つライプニッツ/ 第1部 幾何学的記号法の数理哲学(ライプニッツにおけるユークリッド幾何学の基礎/ 幾何学的記号法における対象の導入/ 幾何学的記号法とはどのような幾何学か/ 無限小解析から幾何学的記号法へ/ 幾何学の哲学としての幾何学的記号法)/ 第2部 空間とモナドロジー(実体の位置と空間の構成―空間論と実体論はどのような関係を持つか?/ モナドロジー前史―ライプニッツはなぜモナドという概念を必要としたのか?/ モナドロジーとはどのような哲学なのか?―世界の存在論的構造と探究としてのモナドロジー)/ 哲学と数学の交差点の先へ
【著者紹介】
稲岡大志 : 神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、神戸大学大学院人文学研究科研究員、および、神戸大学、関西大学など非常勤講師。専門はヨーロッパ初期近代の哲学、数学の哲学、ポピュラーカルチャーの哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
