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足穂拾遺物語

稲垣足穂

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791763412
ISBN 10 : 4791763416
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

新発見101篇+オマケ2篇+解題・校異700枚。稲垣足穂研究ニューウェイヴの総力を結集した、ヴェリー・ベスト&レア・トラックス。稲垣足穂の中学時代の文章、コント、小説・童話・詩、エッセーなどを収録。

【著者紹介】
稲垣足穂 : 20世紀日本モダニスト‐マガジニストの代表選手。1900年、大阪市船場生まれ。関西学院中学部卒業後、佐藤春夫に認められ上京。23年、『一千一秒物語』を刊行。天体嗜好の童話風作風で新感覚派の精鋭の1人に数えられたが、30年代以降は不遇を託つ。自作を推敲し集成した『ヰタ・マキニカリス』(48年)を浄書しつつ、37年頃から苦悩の中で模索したリアリズムは『弥勒』に結実する。50年に結婚、京都へ移り、同人誌『作家』を根拠地に自作の改稿とエッセーを旺盛に発表。69年、「プラトーンの「饗宴」以来、最初のワーク」と自負した『少年愛の美学』で第1回日本文学大賞受賞、『稲垣足穂大全』全6巻が刊行されるなどタルホ・ブームを経て、77年死去

高橋信行 : 美術家。1958年北海道室蘭市生まれ。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業、サロン・ド・プランタン賞受賞。同大学院視覚デザイン専攻修了。『稲垣足穂全集』第13巻に編集協力。稲垣足穂研究誌『ファンタシウム層発掘ノート』1・2(2001・04年)を発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 藤月はな(灯れ松明の火)

    父に「両刀遣いだった足穂が三島由紀夫は川端康成が大っ嫌いだったのに結婚式の仲人に川端康成の嫁さんを選んでいることとか、面白いことを書いているから読んでみろ」と奨められて読んでみました。小説や和歌、詩だけではなく、中学生時代の作品や手紙、選評、アンケートの回答まで収録した本。何度も吹き出したのは「むらさき褌」。足穂先生の褌愛による大真面目でユーモラスな論理展開は脳内でプンプンと怒ったり、ドヤ顔を決める足穂先生の顔が思い浮かぶ程。コントは解題も読んでみたんだけど、何が面白いのかサッパリ、分からんf^_^;

  • Roy

    ★★★☆☆ 稲垣足穂のエッセイ、コント、小説、詩、選評など。まず装丁に一目惚れ。一篇がとても短いので、物足りなく感じることも多々あったが、「仙郷」「懐中時計」「すめらじあ記」は好き。コントは何が面白いのか全く理解出来ず。

  • 水蓮

    再読。

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