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「悪魔祓い」の戦後史 進歩的文化人の言論と責任

稲垣武

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569823843
ISBN 10 : 456982384X
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
January/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

朝日新聞はなぜ「虚言」を反省しないのか? 同紙とともに戦後日本社会をミスリードしてきた進歩的文化人の言説を検証した名著を復刊。

【著者紹介】
稲垣武 : 昭和9年(1934)年、埼玉県生まれ。京都大学文学部西洋史学科卒業後、昭和35年に朝日新聞社入社。地方支局、大阪本社整理部を経て、昭和47年、『週刊朝日』副編集長、出版プロジェクト室幹事、調査研究室主任研究員を経て、平成元年、退社。その後、フリージャーナリストとして活躍。『「悪魔秡い」の戦後史―進歩的文化人の言論と責任』で、第3回山本七平賞を受賞。平成22年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ステビア

    左派知識人たちの様々な誤りについてはよくわかった。 が、左派への憎悪が前に出すぎで少々辟易。あと自分が長年朝日に勤めていたことへの言及がまったくないのが気になる。書いてあるような言説の普及に従事してきたんじゃないのか。

  • 晴れ女のMoeco

    久しぶりに読み応えがある本に出合えた。戦後の共産主義独裁国家を礼賛した、「進歩的知識人」に対する批判本。タイトルだけ見るとカルト絡みか?という印象だったけどwなんでそこまで社会主義を礼賛するのかねぇ、確かに一種のカルトかもねと。北朝鮮帰国事業、シベリア抑留、文化大革命と各国で起こった悲惨な事実は、歪曲して政権を擁護する形で伝える。文化大革命をふざけているだけって、こどものいじめじゃないんだからさ。。。

  • めっかち

     今日、朝日新聞を批判する人は多い。然し、岩波書店を批判する人はどれ程いるだろう。本書では、進歩的文化人の言説が徹底的に論難されている。特に、岩波『世界』。未だに出版されてるけど、過去にどんな猛説を撒き散らしてたか、検証されるべきだろう。

  • 渓流

    小倉金之助が数学でさえ時の空気に染まると喝破したのだから、況や、社会事象がその時代の空気に流されるのは当然といえば当然。偉い学者さんも、自分では科学的と思っていても雲上から見れば、空気に染まった思考で、タダの思い込みだったということ。まあ、あの貧乏だった時代に、資本論が混沌の社会を分析するツールとして魅力的だったのは確かだったし、それに飛びついた学者先生の純な気持ちは素敵だけど、しかし、人々に福をもたらすからと鼠小僧を尊敬しちゃ不味いように、マルクスを神にしてもダメでしょ。論の前にリアルな今を無視しちゃ。

  • ピーベリーヴェルジ

    進歩的文化人・・・彼等の現実の推移から遊 離した思考がどこから由来し、どこにその歪みの原因があるのか を追及しようと試みたものである。 稲垣武

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