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面白すぎて時間を忘れる雑草のふしぎ 足元に広がる「知的なたくらみ」 王様文庫

稲垣栄洋

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784837930402
ISBN 10 : 4837930409
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2023
Japan

Content Description

踏まれても、炎天下でも草取りされても…したたか&ユーモラスな「雑草たちの暮らしぶり」を紹介する本。

目次 : はじめに 読めば「身の回りの雑草」の見え方が変わる/ 1章 どんな雑草もボ〜ッと生えてるわけじゃない―その「静かなる生存競争」のヒミツ/ 2章 甘い蜜、きれいな花には「裏」がある―すべては「虫たちに花粉を運ばせる」ために/ 3章 「新天地」をめざす飽くなき冒険―動けない雑草は、種子をいかに拡散するか/ 4章 常に一歩先を行く切れ者ぞろい―いちばん身近で私たちを欺き続ける雑草たち/ 5章 雑草たちをめぐるセンス・オブ・ワンダー―「オンリーワンの存在」をめざす知的なたくらみ/  おわりに 雑草の数だけ「自由でドラマティックな戦略」がある

【著者紹介】
稲垣栄洋 : 1968年静岡市生まれ。岡山大学大学院修了。農学博士。専門は雑草生態学。農林水産省、静岡県農林技術研究所などを経て、現在、静岡大学大学院教授。農学研究に携わる傍ら、「みちくさ研究家」として身近な雑草や昆虫に関する著述や講話を行ない好評を博する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    朝ドラで牧野富太郎の生涯をやってからこのような植物に関心が向いている気がします。私は以前から興味を持っていましたが最近は舗装道路が多くなり以前と比べると雑草などはあまり目につかなくなりました。ただ庭などには若干ながら見られます。この本を読むと生きのびるための工夫がかなりなされていることがよくわかります。今まであまり知らなかったことについてかなりわかりやすく説明されています。楽しめました。

  • アナクマ

    〈変化をチャンスとする、それが雑草〉植物の進化、コケ→シダ→裸子→被子、被子植物はさらに木本から草本へと。◉酸性の火山灰土壌の覇者はススキ。伸びているのは葉っぱで、茎は葉鞘の筒の中。穂を出す時季にだけ茎と生長点を伸ばす。普段は生長点が低いから、葉を刈られてもダメージが少ない草食動物耐性。◉同じくイネ科のヨシ。平野部の低地/湿地=水田や都市の適地、つまり〈瑞穂の国〉の極相種。葉と根が近く、かつ、中空の茎は根に空気を送りやすい。また、しなやかに外圧を受け流す構造。◉「雑は、整理されない力である」

  • くろにゃんこ

    いや〜本当に面白かった♪普段、目にしている雑草たちの「知的なたくらみ」命を繋ぐための手段に感動でした。明日からは足を止めて見てしまうでしょう(笑)

  • 森林・米・畑

    今まで意識すらしていなかった雑草。しかし、本書を読んで雑草の見方が変わった。なぜ多種多様なのか?進化の過程の凄まじさ、次世代に命をつなぐ執念というか、とにかくスゴイとしか思えない。雑草に学ぶ生き方のヒントもあると思った。今の時代にこそ雑(多様性)はふさわしいのだろう。

  • アナクマ

    「そもそも、あらゆる植物は根から化学物質を滲出している。まわりの植物を攻撃するためだったり、病原菌や害虫から身を守るためだったり」

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