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もうレシピ本はいらない人生を救う最強の食卓

稲垣えみ子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784838729449
ISBN 10 : 4838729448
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

誰でも作れるワンパターンごはん、でも、これがウマいんだ!作りおき不要、準備は10分!アフロえみ子の1食200円驚きの食生活を大公開。

目次 : プロローグ だから会社を辞められた/ 1 毎日同じメニューなのに走って家に帰る―こんな世界があったとは/ 2 レシピ本を閉じ、メシを炊こう―あれもこれもが料理を苦行にする/ 3 女は黙って味噌を湯で溶かす―出汁という呪縛からの脱出/ 4 あとは旬の野菜さえあれば―安く食べずにいられない/ 5 ローフード?漬物ですがそれが何か?―ぬか床は最高のお雇い料理人/ 6 調味料地獄から脱出せよ―台所の混乱はクロゼットの混乱と同じ/ 7 調理道具は揃えるな―「可能性」を封じ込める/ 8 最高の食卓は10分もあればできる―家事論争でもめるという愚/ エピローグ 自由を取り戻すために

【著者紹介】
稲垣えみ子 : 1965年、愛知県生まれ。一橋大学社会学部卒。朝日新聞社入社。大阪本社社会部、週刊朝日編集部などを経て論説委員、編集委員をつとめ、2016年1月退社。夫なし、子なし、冷蔵庫なし。仕事したりしなかったりの、フリーランスな日々を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • mukimi

    あらゆるグルメを食べてきた筆者は50代にして物を極限まで減らし、美味しいものを食べるのではなく美味しいと言われるものを食べることに満足していたのではないかと思い至り、辿り着いた食事は江戸時代のような素朴を極めた一汁一菜。「晩御飯どうするかというソフト無限地獄」という言葉に激しく同意し、素材の良さを活かしたシンプルで自由な食卓に憧れる。しかしやはりそれは一人暮らしだからできるのではと思ってしまう私。まず家族の顔が曇るような手抜きと思われるような料理は出せない変な意地を少しずつ捨てよう。ぬか床はじめました。

  • こばまり

    恐る恐るの初イナガキ本は清々しいまでの指南書であった。私も日頃食品を食べ切ることに留意しているので参考になった。しかし、解脱するには一度広い世界を知る必要がある。若い内はこの域に達する前に、もう少しジタバタしてもいいのではとも思った。

  • よこたん

    “〜人間とは日々うまいものさえ食っていればもう相当に豊かに機嫌よく生きていけるのです。” うまいものは背伸びして必死で掴むものではなく、よく見たら自分の足元にずっと前からあるものらしい。シンプルな暮らしから始まったシンプル(質素とも言う)な食卓は、色々経験して、食べてきた人が言うから説得力がある。旬の野菜は安くて美味いし、噛みしめるにつけ甘みがにじみ出す。お家ぬか漬けを熱く語る女史、もう文章がうまくてどんどん読まされてしまう。こういう考え方や暮らしもあるのだなと思う。真似はしない(できないよ)けど。

  • Hiroshi Ono

    図書館本で読み始めたものの、この内容であれば手元に置く必要があると購入を検討していたところ、最寄りで著者の講演会がありその場で購入しサインも頂いたので星5つ!このまま全てを真似することは無理としても、玄米、干し野菜、ぬか漬けなど、自分自身の生活に合わせ取り入れられることは実践してみたい。実際ご本人にお目にかかり、肌ツヤやスタイルの良さがそうした生活から得られたものと知れば納得感も強い。また、自身SNSへは敢えて自然体な投稿主体としているが、キラキラSNSに対する風刺も正にそのとおり! ☆☆☆☆☆

  • アイシャ

    お料理に対する目からうろこの考え方。メシ、汁、漬物で充分おいしいとおっしゃる作者。とってもシンプルなお料理に対する考え方で、そこに費やす時間も費用も大幅に省ける。でもけして貧しい食卓ではなく、ある意味とても手間をかけてらっしゃる。今すぐに出来なくても、いつかは私もと思う。食べることに振り回されない生活というのもとてもいいと思った。

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