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映画で読み解く イギリスの名門校 エリートを育てる思想・教育・マナー 光文社新書

秦由美子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784334105105
ISBN 10 : 4334105106
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

イギリス社会で入学希望者が殺到するパブリック・スクール(PS)。なかでも「ザ・ナイン」と呼ばれる九校は名門校とされ、多くの学生をオックスブリッジへと導いてきた。年1000万円という高い学費。寄宿制で家にも帰れない。にもかからず、多くの生徒を集めるその教育にはどんな秘密があるのだろうか??。最近日本にも分校ができたPSの秘密に、『ハリーポッター』をはじめ、PSをモデルにした映画作品を取り上げながら迫る。

【著者紹介】
秦由美子 : 教育学者。大阪市生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。アメリカ大使館に勤務後、オックスフォード大学で修士号、東京大学で博士号(教育学)を取得。オックスフォード大学助手、大阪大学准教授、広島大学教授、同志社女子大学教授を経て、現職はビューティ&ウェルネス専門職大学教授。専門はイギリスの高等教育研究。現在は、イギリスの大学における女性リーダーやオックスフォード大学の39あるカレッジの比較研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 田中峰和

    格差社会の元祖、イギリスのパブリック・スクールについて、映画作品を通して解説。日本でも、官僚の大半は東大卒で、東大に入るには小学校からの親の関与が必要なのだから、それほどの差はないのかもしれない。日本の場合、有名塾の存在を忘れてはならない。学校の学習だけでは、よほどの頭脳でなければ合格できない。怖いのは全寮制の部分。日本では体育会系の暴力は残るが、寮長ともいえるプリーフェクトは鞭打ちの権限をもっていたが、さすがに現在はないそうだ。現在の英国首相は公立のグラマースクール出身。格差の改善は進んでいるのか。

  • RST

    20世紀後半まで体罰がまかり通っていたと聞くと旧弊な感じもするけど、振り返れば日本もそんなに変わりないか。中世頃のパブリック・スクールは無法地帯というかやりたい放題の印象。貴族の長男に生まれるしか約束された道のなかった時代に次男以降で生まれた者がチャンスをつかめる環境に恵まれるようになったことは時代が進んだと感じた。

  • Go Extreme

    パブリック・スクール: 教育システムが魅力的 世界的な展開ー日本にも3つの分校 学校生活と教育システム: 全寮制の特性ーハウス制度 ハウスの役割ー個々の生徒の能力や性格考慮 監督生制度ー年長の生徒が下級生を導く 教育理念と古典教育: 古典教育や道徳心を養う モラルと責任感 教師と校長: 校長ー強い権威 教師ー個々の成長を支援 社会的影響: 進学実績ー卒業生の約90%が大学進学・多くが名門大学 社会的地位ー高い社会的地位を持つ職業 未来と課題: 現代の教育課題ーいじめや体罰 質の向上人格形成や道徳教育重要

  • Mie

    この中で紹介されていた映画はハリー・ポッター以外見たことがなかったので、あまり映画観点は必要なかったかもしれないけど、これまでなんとなく読んでいた小説のこの要素ってここから来てるのかな、とか想像しながら読めたのが面白かった。

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