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ヒトはなぜ海を越えたのか オセアニア考古学の挑戦

秋道智彌

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784639027034
ISBN 10 : 4639027036
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

篠遠喜彦が発展に大きく寄与したポリネシアの考古学と人類学。現時点での到達点と、今後に向けての指針を、さまざまな視点、手法を用いてまとめた、過去と未来をつなぐ一書ここに完成!!

目次 : 第1章 ポリネシア人拡散のはじまり(ポリネシア考古学のパイオニア・篠遠喜彦/ 釣り針による編年研究/ ポリネシア人の拡散モデル―エモリー・篠遠仮説)/ 第2章 オセアニアへの拡がり(ラピタ人とポリネシア人/ ポリネシア内移動年代の修正と新モデル/ オセアニアへの人類移住と海洋適応)/ 第3章 航海とカヌー(ハワイからタヒチへ―ホクレア号の復元航海/ ミクロネシアのカヌーづくりの伝統/ オセアニアの航海術)/ 第4章 ポリネシア人とはなにか―アジアとのつながり(ポリネシア人はアジア人なり/ アジアから持ち込んだ動物と植物/ オセアニアの「貝斧」と「石斧」―人の行動の柔軟性と多様性)/ 第5章 オセアニアの文化遺産と考古学(篠遠喜彦の遺跡復元・保存活動/ ビジョップ博物館にみるハワイの脱植民地主義―博物館、考古学、先住民運動をめぐる一考察/ オセアニアの世界文化遺産)

【著者紹介】
秋道智彌 : 1946年京都府生まれ。専門は生態人類学。東京大学理学系大学院人類学博士課程単位修得。理学博士。現在、山梨県立富士山世界遺産センター・所長。総合地球環境学研究所・国立民族学博物館・名誉教授

印東道子 : 東京都生まれ。専門はオセアニア考古学・人類学。ニュージーランド・オタゴ大学大学院修士・博士課程修了。Ph.D.(人類学)。現在、国立民族学博物館・総合研究大学院大学・名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぞだぐぁ

    2017年に亡くなったポリネシア考古学の大家、篠遠善彦を惜しみオセアニアをテーマにした考古学・文化人類学・言語学・博物館資料論等についての論文集。主要な執筆者の一人の講義を大学で受けていた(出来が悪い学生ではあったが……)ので、その時に聞いたことが結構思い出されたり、あれはああいうことだったのかと今更になって腑に落ちたりした。

  • あらい/にったのひと

    オセアニア及びポリネシアの考古学だけでなく、拡散史として面白い本でした。SFなんかにも応用が効きそうな気がします。拡大は一定ペースではなく停滞期があったり、逆方向にも人の移動があったり。通説が新しい発見により変化していくのも掲載されているので、そこもまたいいですね。中程にあるポエミーなやつを除いて概ね楽しく読めました。各節が比較的短くまとまっているので、ちょいちょい読んでいくスタイルにも適合するし、まとめて読んでも当然よいです。いや、いい本でした。

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