Product Details
ISBN 10 : 4122051010
Content Description
舌は味覚の器であり愛情の触覚でもある。半世紀以上を天皇の料理番として様々な食材を知り尽くした著者が、古今東西の箴言や寓意を織り交ぜながら、秘食・強精について大いに語り、イカモノ談義に華を咲かせる。また味と香りだけではなく歯切れや舌触りなどの触感に焦点をあてた名著。半世紀を経て復刊・初文庫化。巻末に著者年譜を付す。
目次 : 秘食(秘食/ 思わぬ副産物 ほか)/ イカモノ談義(天皇陛下の御勇記/ なんでも食った川島四郎氏 ほか)/ 呑む(呑む/ 野ジミ ほか)/ 器(庖丁/ 箸 ほか)/ 舌ざわり(うまさと舌ざわり/ うまいものは生命が欲するもの ほか)
【著者紹介】
秋山徳蔵 : 1888年福井県武生生まれ。1904年、華族会館料理部に入り、築地精養軒、三田東洋軒を経て、1909年渡欧、フランスで料理を修業、1913年帰国、同年宮内省大膳寮に就職、厨司長となり、大正、昭和の二代天皇家の食事、両天皇即位御大典の賜宴、宮中の調理を総括した。1971年フランス料理アカデミー名誉会員、パリ調理士協会名誉会員、フランス主厨長協会会員となった。1972年辞職、宮内庁御用掛となった。1973年、勲三等瑞宝章受章。フランス料理アカデミー名誉会員。1974年没。享年85歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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kinkin
読了日:2015/11/13
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