Books

数学者に「終活」という解はない 講談社+α新書

秋山仁

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065414330
ISBN 10 : 4065414334
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan

Content Description

後期高齢者、天涯孤独、だからどうした!
破天荒な天才数学者が実践する身体は老けても全身全霊で余生に向き合う「こころのありかた」とは

迎老に向けての笑いと元気と勇気をもたらすための心がほぐれる一冊!

残りわずかとなった人生をより豊かに過ごすために
それまでの自分の価値観を捨てて「三度目の誕生」を果たそう。
経歴や肩書や大昔の自慢話は通用しない、他人を蔑んで自分を優位に見せようと
妙なマウントをとれば孤立の穴にはまり込む。
80代こそ、自分の心をまっさらにして生きなおそう!

本書の主な内容
数学に惹かれ、単身ミシガン大学に/世界を決めるのは偏差値じゃない/40代以降は多難・豊穣/自分を奮い立たせる/同窓会ですさまじきもの/人に寄りかからない付き合い/誰でも彼でも心から優しくしてはダメ/74歳、ドミニカ共和国からコロンブス騎士勲章を授与される/がんを患って見えてきたもの

(本文より)
「幸福になることが人生の唯一の目的だ。そして、一日に何回微笑むことができるかが、その人の幸福を計る唯一の目安だ」(スティーブ・ウォズニアック)
 私もそう思う。幸せを感じられるように微笑むためには、自分の好きなことに熱中しているか、あるいは、日々誰かを喜ばせることができてよかったと思えるような生き方をしているかだと私は思う。





【著者紹介】
秋山仁 : 1946年、東京都に生まれる。東京理科大学栄誉教授。1969年、東京理科大学理学部応用数学科卒業。日本医科大学助教授、ミシガン大学客員研究員、米国AT&Tベル研究所科学コンサルタント(非常勤)、東海大学教授、東京理科大学教授、東海大学教育開発研究所所長、東京理科大学理数教育研究センター長、近代科学資料館館長、特任副学長などを歴任。2007年、ヨーロッパ科学アカデミー会員、2016年、日本数学会出版賞受賞、2017年、サント・ドミンゴ自治大学名誉博士、2018年外務大臣表彰2021年、コロンブス騎士勲章受章、2025年、瑞宝中綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • naotan

    巻末のエピソード『数学者の終活』という仮タイトルから『終活なんてクソくらえ』を経て、今のタイトルに落ち着いた経緯が良い。50代で守りに入ろうとしていた自分の横っ面を殴られたように闘志がわいてきました。

  • paluko

    予備校にもテレビにも邦画にも縁のない生活を送っているせいか、何だか遠い世界のことを読んでいるようでいまひとつピンとこなかった。自伝エッセイであり「終活」の話は登場しません。「できるかな」ののっぽさん(高見映さん)と共演した話、ベル研究所の話は面白かった。

  • キャラ

    8年ぐらい前に著者の講演を聴いたことがあるが、「残る半生はね……」と、まだ折り返していない調子で、当然のように語っていたことを今でもよく覚えている。本書は200頁ちかくあるが、第1章40頁の時点で、すでに著者が40歳になっている。残りがすべて壮年期以降の話であり、ここまでが序章であると言わんばかりで、相変わらずの健在ぶりに微笑む。読むとわかるが80歳が書いた文章とはとても思えないほどに、瑞々しく、溌溂としてユーモアにあふれている。個人的には自己啓発本は苦手だが、人柄も相まってこの人に感化されるものは多い。

  • Matsumouchakun

    『幸せを感じられるように微笑むためには、自分の好きなことに熱中しているか、あるいは、日々誰かを喜ばせることができてよかったと思えるような生き方をしているかに尽きる』

  • yakka

    駿台で教わった時の記憶がよみがえった。毎回テキストの解をプリントで配ってくれるのだが、そこに自身が発見した定理とかをつけてくれるのだが、そちらの方が楽しかったし、受験数学よりそういうことの方が重要だということを伝えてくれていた。数学の楽しさを伝えてくれようとしていた。当時から先生の授業は凄い人気で、他クラスが立ち見で参加していたのを思い出した。そういやその時寅さんを全部観たと言ってたっけ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items