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武器になる知的教養 西洋美術鑑賞

秋元雄史

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784479393153
ISBN 10 : 4479393153
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

厳選名画をヒントに、西洋美術の「革命」がわかる。ルネサンス、印象派、抽象画、ポップ・アートまで。現代を生きる大人の新しい必須知識!「この絵、いいね」以上が語れる。

目次 : 第1章 知的教養人は必ず知っている西洋美術史(西洋美術の核は「革命」にある)/ 第2章 知的教養を育てる西洋美術の読み解き―ルネサンスから印象派まで(ルネサンス/ バロック/ 写実主義/ 印象派)/ 第3章 知的教養を育てる西洋美術の読み解き―フォーヴィスムからポップ・アートまで(フォーヴィスム/ キュビスム/ 表現主義/ 抽象絵画の始まり/ エコール・ド・パリ/ ダダイズム/ シュルレアリスム/ 多様化した抽象絵画/ ポップ・アート)/ 第4章 西洋美術鑑賞を知的トレーニングにする作法(知的教養を培う鑑賞スタンス/ 知的教養を深める美術館散策)

【著者紹介】
秋元雄史 : 1955年東京生まれ。東京藝術大学大学美術館長・教授、および練馬区立美術館館長。東京藝術大学美術学部絵画科卒業後、作家兼アートライターとして活動。1991年に福武書店(現ベネッセコーポレーション)に入社、国吉康雄美術館の主任研究員を兼務しながら、のちに「ベネッセアートサイト直島」として知られるアートプロジェクトの主担当となる。開館時の2004年より地中美術館館長/公益財団法人直島福武美術館財団常務理事に就任、ベネッセアートサイト直島・アーティスティックディレクターも兼務する。2006年に財団を退職。2007年、金沢21世紀美術館館長に就任。10年間務めたのち退職し、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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東京藝術大学大学美術館長・教授の秋元雄史...

投稿日:2021/04/08 (木)

東京藝術大学大学美術館長・教授の秋元雄史さんの本。初心者向けの美術の本を読もうと思い手に取りました。西洋美術は革命の歴史との指摘が印象的でした。紹介されている作品は多くありませんが、さっと気軽に読めて全体が掴みやすくておすすめです。

タラ さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えちぜんや よーた

    「見たことをそのまま言語化」。なかなかいいんじゃないですか。美術館に行って本物を鑑賞した後に、世界史を読むとより知識の肉付けができると思う。あとキリスト教の洗礼を受ける予定がなくても旧約・新約聖書に関する素養は必須。美術でも科学技術でもなぜ西洋の画家や学者は物事をとことん探求するのか。その原動力は「創世記」で神が作ったとされる光と闇や人間について深い好奇心があるからだ。「美術 ・世界史・キリスト教」は教養として最強のメンバーだと思う。

  • ネジ

    ★★★★☆ ルネサンスからポップアートまでを史実を合わせて紹介。やはり時代背景を知ると絵画は味わい深くなる。 @印象派の台頭にはカメラの出現とチューブ入り絵の具ことが大きく寄与した。 Aルネサンスは宗教から人間性(科学)に回帰したため、古代ギリシャが多くテーマにされた。 B(私見)ただのカンバスに切れ目を入れたものを提出したフォンタナ、逆さにした小便器を提出したデュシャン。これらの作品は既成概念を壊した点で評価に値すると思う。しかし、正直この辺で所謂美術はもうやり尽くしてしまったように思える。

  • デビっちん

    美術鑑賞した方が良いとは聞くけれども、何をどう見ればいいかわからず感じたままの鑑賞になってモヤモヤしている人に読んでいただきたい本です。その作品がこれまでの美術史と照らし合わせて、どんな新たな価値をもたらすことになるのか、という視点を、技法と史実の切り口から解説してくれていました。また、その作品が生まれた社会的背景や、作者の境遇も記載されていて、理解や共感が加速します。芸術を知ることでイノベーションの歴史が学べたり、モノの見方が広がるように思います。

  • trazom

    音楽や美術の本で、「教養」などという言葉があるとカチンとくる。そんな姿勢で芸術に向かう人に対する反骨精神で、著書に向かう。「世界の知的教養人の仲間入りをするには、世界水準の美術の見方を身につけなければならない」とか「美術鑑賞は、品格のある者に求められる教養である」という前書きに、強い抵抗がある。この本は、「西洋美術鑑賞」と謳いながら、ページの半分以上が20世紀美術で占められているように、現代アートの専門家である著者なりの主張が織り込まれたユニークさがある。あえて「知的教養」など持ち出さなくてもいいのに…。

  • ヴァン

     印象派から現代のポップアートに至るまでの経緯に力点をおいた本とみた。古典絵画については取り上げている作品も少ないので、教科書程度の予備知識は必要かもしれない。これ以上の解説となると専門的な美術史の本にゆだねることになるだろう。美術館に足をはこぶ前の手引き書として手軽に読める。

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