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手紙ふたりの奇跡

福田隆浩

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065155813
ISBN 10 : 4065155819
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

手紙を受け取るたび、真実に近づいていく―。お母さんが話してくれた、長崎での秘密の出来事…。でも、もし、その思い出が、本当じゃなかったとしたら?ふたりが文通で見つけた、奇跡のような出来事。

【著者紹介】
福田隆浩 : 長崎県の特別支援学校勤務。『この素晴らしき世界に生まれて』(小峰書店)で、第2回日本児童文学者協会長編児童文学新人賞受賞。『熱風』(講談社)で、第48回講談社児童文学新人賞佳作受賞。『ひみつ』(講談社)が第50回野間児童文芸賞最終候補作に、『ふたり』(講談社)が第60回青少年読書感想文全国コンクール課題図書に、『幽霊魚』(講談社)が第28回読書感想画中央コンクール指定図書に、『香菜とななつの秘密』(講談社)が2018年度厚生労働省社会保障審議会推薦児童福祉文化財に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ゆみねこ

    長崎の小6の少年・コウに、見知らぬ秋田の少女・ホノから届いた手紙。ホノにはどうしても知りたいことがあった。ホノの亡き母が高校時代に長崎への修学旅行で経験した素敵な思い出とは?わずかな手がかりを頼りに真実に近づく二人。手紙を通して語られる素敵な物語。

  • モリー

    「死は恐ろしくて絶対的で、いろんなものをすべて上書きしてしまうけど、でも、その逆もあるのかもしれませんね。その人生というものが、最後にやってくる死をのりこえてしまうってことです。」…手紙のやり取りを重ねる中でこんな言葉が引き出される。人は励まし合って生きている。私も誰かに励まされながら生きている。にわか雨にうたれてずぶ濡れになっても、部屋に招き入れられ、服を着替えさせてもらうこともある。生きる自信も気力も無くしたとき、笑わせてくれる誰かが現れる。その時間が励ます人、励まされる人の両方の人生を輝かせるのだ。

  • はる

    亡くなった母親の残した言葉の謎を探るため、遠く離れた少年と手紙のやりとりを始める少女。ふたりの手紙の文章だけで描かれた物語です。少年と少女の真摯な想い、ふたりが力を合わせて謎を追う展開は、同じ福田さんの「ふたり」を彷彿とさせます(タイトルからして狙った感じですが)。ラストは爽やか、福田さんらしい誠実な物語。ただ「ふたり」に比べるとやや物足りなさも…。

  • ☆よいこ

    児童書。秋田に住む小学6年の清水穂乃香(ホノ)が長崎の小学6年の吉野耕治(コウ)に手紙を書く。ホノの亡くなった母親は大人しく暗い人生だった、唯一笑顔で語ってくれたことは「高校の修学旅行で奇跡みたいなことがあったの」という。不遇の中で死んでしまっ母の秘密を知りたいとホノは見ず知らずのコウに思いを託した。▽ふたりの手紙のやり取りがとてもいい。家族との関係や学校でのいじめのこと、友達との距離感など手紙だからこそ書ける言葉がある。謎解きも意外な所から進んでいく。▽『二十四の瞳』は未読。▽とても面白かった!良本。

  • ぶんこ

    小6になったばかりの秋田の少女ホノが、同じく小6の長崎の男の子コウに手紙を出します。20年前に、高校の修学旅行で訪れた長崎での、奇跡のような母の思い出を探るために。いつも周りを気にして遠慮深かった母の人生に、輝かしい時、楽しい時があったのか?ホノとコウは、僅かなヒントから約1年かけて正解を探し当てます。偶然長崎のラジオ番組に出ていた母。ジングルを歌っている母。それは優しくされて楽しんでいる18歳の母でした。おとなしくて少し賢い12歳の2人が微笑ましく、ステキな物語で長崎に行きたくなりました。

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