Product Details
ISBN 10 : 4480073566
Content Description
貿易は互いに利益をもたらすものと思われているが、その本質は奪い合いであり、近代以前の貿易は戦争そのものだった。現代でもTPPや米中摩擦に見られるように、貿易は各国の利害が対立する“戦場”となっている。加えて今日のグローバル経済下では、国家と多国籍企業が争う場ともなった。本書では国際貿易の始まった大航海時代までさかのぼり、貿易が資本主義経済を成り立たせ、覇権を握る手段として利用されてきた歴史を描いた。貿易は単なるビジネスなどではないのだ。
目次 : 第1章 近代世界と貿易(大航海時代の幕開けとポルトガル/ スペインと新大陸/ 商人の国オランダの勃興)/ 第2章 植民地の拡大と移民の大移動(奴隷貿易と植民地の拡大/ 非ヨーロッパ世界の構造変容/ 移民による国家の建設)/ 第3章 アメリカのヘゲモニー(奴隷国家からの出発/ 領土拡大と植民地/ 第一次世界大戦とアメリカ合衆国/ 大恐慌とニューディール)/ 第4章 世界経済構造の変質(世界恐慌と第二次世界大戦/ アメリカの世紀とグローバル資本主義/ 国家の衰退とグローバリゼーション)
【著者紹介】
福田邦夫 : 1945年生まれ。経済学博士。明治大学名誉教授。専門は国際貿易論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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skunk_c
読了日:2025/05/26
おせきはん
読了日:2021/06/12
かんがく
読了日:2021/12/04
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読了日:2022/02/15
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