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日本の薬はどこかおかしい!

福田衣里子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784903853338
ISBN 10 : 4903853330
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜ、ごく普通の一般女性が、匿名の誹謗中傷を受けながらも実名を公表し、国と闘わなければいけなかったのか。国・厚生労働省の薬事行政による不作為に運命を変えられた女性たちの、勇気ある生き様に迫る。

【著者紹介】
福田衣里子 : 1980年10月30日生まれ。長崎県在住。1999年長崎西高等学校卒。広島修道大学人文学部中退。2001年4月C型肝炎とわかる。2004年4月薬害肝炎九州訴訟の原告となり、実名公表をして活動を行う。現在、講演活動のほか、厚生労働省の「薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会」委員として、今後の医療品行政の核を担っている

中井まり : 1963年8月21日生まれ。大阪府在住。4人家族。2001年1月長男・耀くんが進行性小児難病『ムコ多糖症2型ハンター症候群』と診断される。2006年8月支援者とともに『ムコ多糖症支援ネットワーク耀くん基金』(現NPO法人ムコ多糖症支援ネットワーク)を立ち上げる。現在、講演会や募金活動を中心にさまざまな活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆあん

    図書館にて。日本における薬というのは問題がある。今後の高齢者社会においても解決しないといけない問題だよね。医薬分業できなかったのは失敗。こちらの被害者は確かに普段生活して医者にかかったりや薬を飲んだりする私達に関係ないと思われるかもしれないけれど、日本でどうしてこういう問題が起るのかは知っておくべきなんじゃないかな?と思います。

  • kumakky

    すらっと読めるけど、感情的な部分も多く、知識吸収という意味ではもう一歩。C型肝炎の薬害は、海外で危険性が認識され使用が中止された薬が日本では使い続けられたことで起きた。なんでそうなるのかが理解できないし、腹立たしい。ドラッグラグについては、お役所仕事の問題や、製薬メーカーも営利企業である限り無くすのは難しいのだろうけど、命を救える薬があるのに、国が変わるだけで指を咥えて死ぬのを待つなんて理不尽の極み。政治の枠でなんらかの強制力を加えることも一計か。

  • だいき

    ドラッグ・ラグをなくすことは製薬会社にとっても利益のあることなのではないだろうか。そうすれば新薬開発のスピードを上げることもできる。慎重に審査することは重要だが、今のままでは承認スピードが遅すぎる。審査官の数を増やすなどの対策が早急に必要だ。そういう税金の使い方なら誰も怒ったりしないと思うのだけど。

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