Books

東京ダンジョン

福田和代

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569766430
ISBN 10 : 4569766439
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
November/2016
Japan

Content Description

東京の地下がテロリストに支配された!?―地下鉄の新線開業を間近に控えたある日、保線作業員の的場哲也は、勤務中にトンネルの中で怪しげな人影を見つける。またネット上でも、「地底人」が出現するという噂が飛び交っていた。そんな中、弟の洋次が過激な経済学者が主宰する勉強会に通っていると母から相談を受け、実情を探るのだが…。クライシス小説の旗手が描く、緊迫のノンストップサスペンス。

【著者紹介】
福田和代 : 1967年、兵庫県神戸市生まれ。神戸大学工学部卒。2007年、航空謀略サスペンス『ヴィズ・ゼロ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • dr2006

    地上と高架と地下に縦横無尽!確かに東京の鉄道路線は「ダンジョン」だよね⒲そんな東京医の地下鉄全線をテロリストが支配した。保線作業員の的場哲也は、テロが起きる数日前、保線作業中にトンネルに忍び込む不審人物を目撃していた。SNSでは「地底人」の存在がトレンド入りし、俄かに騒がれている。そんな中、哲也の弟洋次が杉並区の変電所で暴漢に襲われる。テロ発生の背景から現代日本の社会問題を掘り下げるクライシス・サスペンス。読み応えあり。東京公共交通のリアルタイム3Dマップ『Mini Tokyo 3D』を見ながら読んだ。

  • ゆう

    東京の地下をテロリストが支配した。パニックアクション的なものだと思って読み始めたけど、あれ?まさかの展開。なんというか青年の主張みたいな。今の日本の社会に関して突っ込んだ感じ。日々変わっていくことも大事だけど、日々同じことの繰り返しじゃないといけない所にいる人たちもいる。地味で目立たないところにいるけど、的場さんみたいにコツコツを大事にしている人はかっこいい。

  • しーふぉ

    初読みの作家です。かなり面白かったので、他の本も読んで行きたい。何となく主張は分かる。この閉塞感と打開策の無さをどうにかするには何かが必要なのは分かる。でもどうしたらいいのか分からず。小説の中でも示されず。

  • ぜんこう

    福田和代さん2冊目。 今回は都内の地下鉄や地下街などに爆弾をしかけるというテロに立ち向かう警察やメトロの保線作業員。 テロという手段は間違っているが主張は全くの正論なのが凶悪犯罪者とは違い、勧善懲悪とはなっていない。それだけに、なんか続編があってもいいような。 物語中に僕が地下を題材にした小説で思い出していた堀晃さんの「梅田地下オデッセイ」が出てきてニヤリ。 前に読んだ「リブート」もそうですが、今回の保線作業員も、自分のできる範囲の仕事をこつこつやることの大切さを教えてくれてるように思います。

  • ガラシャ

    初読みの作家さんです。東京の地下鉄に爆弾を仕掛けた。ワクワクするようなパニックものを期待したけど自衛隊も機動隊も活躍しない。ものわかりのいいテロ首謀者とその師匠と地下鉄線路保線員の目線で話は進んでいきます。派手さはないけどしっくりとくる作品でした。テロ首謀者が警察に自首するくだりでは頭のなかで中島みゆきの「世情」がリフレインしました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items