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忌談 角川文庫

福澤徹三

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041008560
ISBN 10 : 4041008565
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

上の階に住む同僚の部屋からもれてくる奇妙な物音を聞いたソープ嬢(「水音」)。とんでもなく怖い映像を見てしまったビデオ店店員(「裏ビデオ」)。会う度に顔の変わるキャバクラ嬢(「変貌」)。必ず“出る”から絶対プレイをしないホテルがあるというデリヘル嬢(「NGホテル」)。昔、超高額のバイトをしたことがあるという彫師(「時給四万円」)…。どれもこれも世にもおぞましい37話。

目次 : 人身事故/ 水音/ 白い煙/ 腐る店/ 指輪/ 酩酊/ 茶碗の中/ 鳩がくる部屋/ 五十四時間/ 幸運の髪留め〔ほか〕

【著者紹介】
福沢徹三 : 1962年福岡県生まれ。デザイナー、コピーライター、専門学校講師を経て作家活動に入る。著書に第10回大藪春彦賞受賞作『すじぼり』など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェルナーの日記

    著者・福澤徹三氏は、様々な職に就いた経験を持ち、2000年に作家デビュー。虚実織り交ぜ、奥行きのある作品を生み出している。本作『忌談』は、単なる怪談(ホラー作品)だけはなく、不気味なモノ、グロいモノ、後味の悪いモノなど、掌編37作品を集録している。当に福沢ホラーのエキスが存分に溢れた一冊に仕上がっていると思う。

  • 夢追人009

    福澤徹三さんの忌わしい話の一冊目で「心霊だけでは読者から飽きられる」と正直に悩みを吐露されている姿勢に好感が持てますね。人間の為す凄まじい悪意の所業が滅茶苦茶恐ろしくてこれまで生きて来て運よく自分が犠牲者ではなかった事にひたすら感謝したくなりましたね。如何にも実際にありそうな悲惨な話。『五十四時間』E子さんが忘年会の帰りに飲み歩いた深夜二時頃に「九十分千円で呑める」という若い男の声につられて行った店で黒服の男達に酒を勧められ飲む内に意識を失う。気づくと朝方の路上で、財布には二万円程あった金が千円しかない。

  • nuit@積読消化中

    ウシジマくんばりに、裏社会の怖さを味わいました。幽霊よりも人間の方が数倍怖い。因みにプチグロい部分もいくつかあり、正直、ホラー好きとはいえ、私好みではなかったです。でも、もちろん実話怪談ものも多数あって、特に最後の「禁区」は怖かった!!ので、未読の怪談好きの皆さん、これは必読ですよ!

  • トリオネア

    怖くない。鳩の感触がぬるりって…、脂粉でぱっさぱさだと思うんだけど。

  • ゆみきーにゃ

    《購入》まさかあのM崎さんの話が載ってるとは!心霊系の話がもっと読みたかったな。

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