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忌み地 屍 怪談社奇聞録 講談社文庫

福澤徹三

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065327876
ISBN 10 : 4065327873
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

死を決意して訪れた樹海で体験した戦慄の一夜。アウトローが出入りするマンションで押入れから聞こえる音の恐るべき正体。ひとりでに路地を移動するスーツケースと実際の事件との奇妙な一致。怪談社の糸柳寿昭と上間月貴が取材した怪異を、福澤徹三が書きおこす怪談実話シリーズ第4弾。

目次 : 竜宮洞穴/ 火葬場に続く坂道/ Wくんのライン/ K病院まで/ 生首/ 祈願/ 通夜/ 病室の着物/ 帰宅/ かわいいおじちゃん/ 悲鳴/ 東十条の乗客/ 帰還/ ウォーキング/ きれいな部屋/ 花嫁と少年兵/ お帰りください/ 十字路/ 床下の音/ ペンションの顔〔ほか〕

【著者紹介】
福沢徹三 : 小説家。怪談実話からアウトロー小説、警察小説まで幅広く執筆。2008年『すじぼり』で第10回大藪春彦賞を受賞

糸柳寿昭 : 実話怪談師。全国各地で蒐集した実話怪談を書籍の刊行やトークイベントで発表する団体「怪談社」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ma-bo

    忌み地第四弾。四の当て字として屍。何故か第二弾だけ読了済。怪談社の糸柳さんと上間さんが全国各地のいわくつきの土地、場所を取材。それを元に作家福澤徹三さんが書き起こした怪談実話集。表紙の圧が凄い🫠

  • 眠る山猫屋

    淡々と怪異は起き続ける。日常の翳で起きている不思議で不吉な出来事の数々。時折散見する樹海の怪異。この巻の末尾を飾る樹海の話は怖いな。樹海ですれ違った人たちはなんだったのだろう・・・。

  • あたびー

    朱雀門さんが語ったという黄色いスーツケースの話は怖かったですね。タクシーに乗る幽霊はどうしてみんな座席を濡らすのでしょうね?樹海の一斉探索は「かつて行われていた」とありましたが、今はやらないのでしょうかね。その筋の方が誰かから預かったカバンの中に「チャチャチャ」と言う肉塊のようなものが入っていたとか、すごく怖くて面白いですね。女神像はその後どうなったのでしょう?アフリカの彫刻は上間さんが引き取ったそうですが。

  • モモ

    今回もなかなか怖い。四谷付近の暗闇坂と闇坂の怪談が興味深い。飛び降りた人を見たと思い、警察をよんだが姿はない。警察の「きょうのはちがう」という言葉が怖い。千葉の「おせんころがし」の話も怖い。樹海で遭遇する生きているのか死んでいるのか分からな人たちの話も怖い。今回も怖い一冊でした。

  • ミエル

    夏前に買いだめた様々な怪談本のラストがコレ。シリーズ4冊目も安定の面白さ。フィールドワークのような取材スタイルも好感が持てる。印象的だったのは、千葉のおせんころがし周辺のいくつかの話。ここに限らず、そもそも心霊スポットとはどんな成り立ちなのかが気になった。一つの場所で集中的に起きた過去の事件事故が起点なのか、地形や天災などの自然環境により悪事が起きやすい条件が揃っていた土地なのか、そのどちらも加味されているのか。あれこれ怪異をこじつけて相乗されてるのか興味が出てきた。まあ、ビビりなので行く気はないけど笑

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