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「超」入門 相対性理論 アインシュタインが見出した不思議な世界 ブルーバックス

福江純

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065149089
ISBN 10 : 4065149088
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2019
Japan

Content Description

「主なる神は老獪だが、意地悪じゃない」「世界が理解できるという事実こそ、ひとつの奇跡だ」「誰もが自分の時間の河をもっている」アインシュタインの数々の言葉を入り口に、「相対性」とはどういうことか解説し、量子力学、曲がった空間、ブラックホール、宇宙の終焉までやさしく語る。おもわず目からウロコが落ちる、世界でいちばん分かりやすい「アインシュタイン」本!

目次 : 第1章 あなたの時間、わたしの時間―相対性とはどういうことか/ 第2章 光と一緒に走る―光速度不変という原理について/ 第3章 エレベータの内と外―等価原理という考え方/ 第4章 なぜ星がみえるのか?―光量子仮説/ 第5章 時間と空間の統一―時空のダイアグラム/ 第6章 ウラシマ効果―同時性と時間の遅れ/ 第7章 最も有名なアインシュタインの式―E=mc2/ 第8章 時空のカタチ―曲がった空間/ 第9章 ブラックホールなんか怖くない―謎の天体の秘密/ 第10章 生涯最大の過ち―静止宇宙とビッグバン宇宙/ 第11章 アインシュタインの夢―世界の法則の統一と理解

【著者紹介】
福江純 : 1956年山口県宇部市生まれ。1978年京都大学理学部卒業。1983年同大学大学院(宇宙物理学専攻)修了。理学博士。大阪教育大学助手、助教授を経て、大阪教育大学天文学研究室教授。専門は理論宇宙物理学、とくにブラックホール降着円盤やブラックホールジェットなど。天文教育にも関心が深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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相対性理論やブラックホールに関する本は、...

投稿日:2021/04/10 (土)

相対性理論やブラックホールに関する本は、何冊読んでも 全く理解できません。しかし、相対性理論が描き出す不思議な世界 は、現実を取り巻いている世界そのもので、おもしろいです。 この本では、ブラックホールより相対性理論の基礎的な内容を わかりやすく書いてくれています。残念ながら理解はできません でしたが、また挑戦したいです。

WM-102 さん | 不明 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おたま

    この本を読んで、改めて物理学を含む科学というのは、想像力が大切だと思った。アインシュタイン自身も、かなり空想的な、というかイメージ豊かに想像したのではないか。そうした想像(あるいは思考実験)から、新しい理論や世界観は生まれてくるように感じた。ミンコフスキーダイアグラムと世界線のところはほとんどSF。何だか世界観が揺すぶられるようだ。ほとんど数式無しで、でも図やイメージで相対性理論というものの基本的な考え方を理解させてくれる。時々出てくる数式は、突如難しくなるのでそこはパス。それでも、十分分かるのが凄い!

  • haruka

    アインシュタインはどんな発想の転換をしたのか。kindle表紙帯に「…今度こそ…分かる!」とあって笑ってしまった。宇宙船の外から、高速で飛ぶ宇宙船の中の光時計を見る思考実験や、ローレンツ因子・高速で移動する宇宙船の相対的な効果の度合いなどは、具体的で分かりやすかった。でも、自分の理解不足もあるが、類書に比べると分かりにくいし面白くない。「一応、説明(エクスキューズ)しておくと」「セントラルドグマ(中心的教義)だった」なんて書き方に意味ある?そこは「説明」「中心的教義」だけで良くないか?と思ったり…

  • 猫丸

    学部の授業では必修科目じゃなかったと思う。もちろん物理学科なら必修なんだろう。しかし学科を問わず勉強しておいたほうがよいのだろうな、相対論。いまでは「出来上がってしまった学問」だから、教科書は理路整然と最短ルートを駆け抜ける。それだと「動機」がつかめないんですね。「何でこんなこと考えるの?」の部分がないと納得ができない。そこを補う意味でこれは意外な良書に思える。難しい数学は出てこない。中学数学だけでローレンツ因子、シュバルツシルト半径を導出する部分などもあり、少年少女にもおすすめできる。

  • Bartleby

    特殊/一般相対性理論入門書はだいぶ読んだがこれは分かりやすい。知人の物理学者に薦めてもらった。たとえ初歩的な入門書でもプロは良書を知っている。相対性の導入、光速度不変の原理、特殊相対論、光量子仮説、光円錐、重力と時間の遅れ、E=mc^2、曲面の幾何学、ブラックホール、膨張宇宙…と話は進む。アインシュタイン方程式を導き出す計算も載っている。文字式の計算とかピタゴラスの定理あたりまで知っていれば十分楽しめると思う。中高生の理科数学好きの人にもおすすめしたい。

  • DEE

    読んですぐに理解なんて不可能だけど、少なくとも読んでいて楽しい本であって欲しい。そんな希望をいい感じで叶えてくれる。 まぁ、またすぐに忘れてしまうんだけどね。

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