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長沼事件平賀書簡 35年目の証言

福島重雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784535516410
ISBN 10 : 4535516413
Format
Books
Release Date
April/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

1973年、司法は自衛隊を「違憲」な存在と認定した。にもかかわらず憲法9条と自衛隊の緊張関係は今なお続く。これらに関わった当事者による証言から歴史の真実を明らかにし、再び9条と自衛隊の関係を問う。

【著者紹介】
福島重雄 : 1930年生まれ。京都大学法学部卒業。第11期司法修習修了。1989年福井家裁、退官。1989年〜2000年まで公証人。現在、弁護士

大出良知 : 1947年生まれ。東京都立大学大学院法学研究科博士課程単位取得中途退学。1978年静岡大学人文学部法学科専任講師助教授、1991年九州大学法学部教授、2004年九州大学法科大学院長等を経て、東京経済大学現代法学部教授・九州大学名誉教授。刑事訴訟法/司法制度論

水島朝穂 : 1953年生まれ。早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。1983年札幌学院大学法学部助教授、1989年広島大学総合科学部助教授を経て、早稲田大学法学学術院教授。憲法学/法政策論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • シンドバッド

    私の高3時の衝撃の一つが、長沼判決 自衛隊違憲判決である。 本書は、黒木亮の法服の王国で知り、読む。福島重夫との対談、インタビューでの記載の為、私の期待値からは、残念ながら50パーセント止まり。とはいえ、内容は、充分。

  • geoff

    仕事のため。裁判史上初めて「自衛隊違憲」判決が出た長沼ナイキ訴訟は、憲法9条と自衛隊の問題を考える上で重要だということは言うまでもない。が、もう一つ、判決を書いた福島重雄裁判長に対する事前の圧力や判決後のあからさまな冷遇を考えると、司法の公正性の問題でもあるといえるし、そっちのほうに関心を持った。干渉に負けずに信念を貫き通した福島さんは勿論すごいが、そんなすごい人でなくても普通に自らの良心に従った判決を書ける裁判所であってほしいと思う。司法問題は面白い。社会部で司法担当になるのもいいかな、とふと思ったり。

  • 朔麻

    平賀書簡問題の話題が出てきたので調べていたら出てきたので読んでみた。家族が巻末の執筆者一覧をみて「この本は左なのか…?」と言っていた。どこを読むとわかるのだろうなぁ。無知には分からない。中庸って大事。自衛隊違憲判決を出すだけで左翼扱いはどうなの?司法権の独立というのも難しいものだなぁ。資料の判決だけは時間がなくて斜め読み

  • nomnom

    自衛隊違憲判決を出した札幌地方裁判所の福島重雄裁判長の証言。裁判所所長・平賀健太が裁判干渉したとされる平賀書簡問題について詳しく書かれている。主題は、自衛隊は違憲か、裁判官の独立性についての2つだが、今日自衛隊が違憲であると強く主張する事は違和感あり、前者主題についてはあまり思うところは無かった。後者主題については恵庭事件など時代背景とともに記載されており勉強になった。

  • いとのり

    自衛隊違憲判決で有名な長沼事件の当時の裁判長らが記載された当時の状況などを整理した本です。裁判所もいろいろな立場の人間がいて、なかなか「公正」とはいいかねるような状況のようですが、全青司の友好団体である青法協さんへの大バッシングが世の中的に行われていたことは初めて知りました。でも「政治的団体」というレッテルは今でも日本人の中でタブー視されていますね。何とも私には不思議な感じです。政治について自分の考えを野述べることは、民主主義の第一歩だと思いますが。。。

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