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ISBN 10 : 4863721366
Content Description
わたる君の命を私にください!
それは、残された最後の可能性「臍帯血移植」に挑む主治医の覚悟の言葉だった!
2歳のときに、小児20万人に一人という希少な小児がん「LCH」になった著者は、一時は生死の境をさまようほど病状が悪化しましたが、10歳で臍帯血移植を受け、一命を取り留めました。 移植が成功し、生還するまでには、様々な人との「出会い」、そのタイミングでしか成立しない「奇跡」の積み重ねがありました。そして移植後も「出会い」は続きます。 懸命に治療にあたってくれた主治医たち、退院後見守ってくれた小学校の先生たち、そして闘病を支えてくれた家族のことを綴りました。現在のがん経験者の会での活動のことも紹介しています。
【著者紹介】
福岡渉 : 1994年、大阪府大阪市出身。「たんこぶ」をきっかけに、2歳でランゲルハンス細胞組織球症(LCH)と診断される。通常の化学療法で寛解するが、再発と入退院を繰り返す。8歳のとき、水頭症で入院。そこで巨大な髄膜腫瘤が見つかる。この腫瘤は化学療法も放射線治療も効かず、全身に広がったため、10歳で臍帯血移植を受ける。この移植が功を奏し、一命を取り留める。その後は再発もなく、今は元気に社会人生活を送っている。自分の経験を知ってもらうことで、病気と闘っている人やその家族を元気づけたいと、患者会や小児がん経験者の会の活動に積極的に参加している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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