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閨秀作家アフラ・ベーン(仮)「オルノーコ」を中心に

福岡利裕

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784779122736
ISBN 10 : 4779122732
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2016
Japan

Content Description

妖艶な美女か、スパイか、フェミニストか…英文学史上初の女性職業作家、アフラ・ベーンの代表作『オルノーコ』を中心にたどる!

目次 : 『オルノーコ』の梗概とその評価/ スリナムの状況/ アフラ・ベーンの保守性/ アフラ・ベーンの出生と経歴―「回想録」を中心に/ 第二次オランダ‐イギリス戦争とアフラ・ベーンのスパイ活動/ 奴隷制および奴隷貿易/ 女性の状況(社会的地位、教育など)―ジェンダーの視角から/ アフラ・ベーンの文学活動、結婚寸描など/ 人種、ヨーロッパ中心主義/ 王政復古期の政治と宗教、アフラ・ベーンの文学活動(再)など/ スリナムとギニアの実情、自国民中心主義/ オルノーコ伝説

【著者紹介】
福岡利裕 : 昭和18年(1943年)、鹿児島県生まれ。大阪市立大学文学部卒業(英米語・英米文学専攻)、大阪大学大学院文学研究科修士課程修了(西洋史学専攻)、(英国)レッディング大学大学院(MA)修了(英文学科)。その後、ノッティンガム大学およびエディンバラ大学(ともに英文学科)にて、客員研究員として研究生活を送る。元宝塚造形芸術大学(現在の宝塚大学)非常勤講師(英語担当)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 星落秋風五丈原

    夏目漱石の「三四郎」でアフラ・ベーン自身と著作について登場人物が説明する件もあるが、正直話の筋にはあまり関わりのない所なので、印象に残っていない読者もいるだろう。「ストウ夫人の『アンクル・トムの小屋』よりも遥か昔に尊厳を持つ奴隷を描いた」とあるが、作品自体は奴隷制を否定していない。そしてざっと書くがオルノーコがヒーロー的ではない。かなり場当たり的に反乱を決め、仲間達が「自分達だけなら逃げるが、妻も子供もいて逃げられない」と訴えたのに対してかなり自分勝手な論理を振り回している。よく人がついてきたものだ。

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