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軍事的視点で読み解く 米中経済戦争 ワニブックスplus新書

福山隆

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784847061462
ISBN 10 : 4847061462
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
福山隆 ,  

Content Description

関税引き上げの応酬による米中貿易戦争は、ファーウェイ副会長逮捕を経て全面的な経済戦争の様相を呈している。陸上自衛隊元陸将でインテリジェンスの世界に精通する著者はこの経済戦争は、今後の世界覇権を争う米中の対立であり、雌雄を決するまで継続する国家総力戦の一断面であると指摘する。それはまた、第三次世界大戦の導火線となる危険性を孕んでいるというのだ。日本も地政学的に、米中にとって戦略的な要点に位置しており、この覇権争いに巻き込まれるのは必至。私たち日本人はまさに今、「戦時下にある」という覚悟が必要なのだ。

序章 米中経済戦争は石原莞爾の世界最終戦論の実現か
第一章 嘘つきトランプと法破り習近平――マキャベリ流指導者の登場
第二章 米中激突の底流にあるもの――マハンのシーパワー理論と黄禍論
第三章 米国側から見た米中経済戦争
第四章 米国は米中経済戦争をいかに戦っているのか
第五章 中国側から見た米中経済戦争
第六章 中国は米中経済戦争をいかに戦っているのか
第七章 米中経済戦争の今後の展望――五つのシナリオ
第八章 日本は「米中激突」という国難にいかに対処すべきか


【著者紹介】
福山隆 : 元陸上自衛隊陸将。1947年、長崎県生まれ。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。1990年外務省に出向。大韓民国防衛駐在官として朝鮮半島のインテリジェンスに関わる。1993年、連隊長として地下鉄サリン事件の除染作戦を指揮。西部方面総監部幕僚長・陸将で2005年に退官。ハーバード大学アジアセンター上級研究員を経て、現在は広洋産業(株)顧問の傍ら、執筆・講演活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いぬたち

    とあるユーチューバーが紹介していたので読んでみた。なるほど軍事関係は詳しくないのでハマンのシーパワー理論、リデル・ハートの間接アプローチなど新鮮に感じられる箇所もあり興味深く理解できた。また個人的にトランプさんって結構有能じゃね?って薄々感じていた事に著者は「稀代の名大統領なのかもしれない(P61)」と評しておりちょっと驚いた。米中が戦争に入ったら日本が主戦場になりえるとのことなのでそうならないように祈るのみですね…

  • ta_chanko

    米中経済戦争は、世界の覇権をめぐる長い戦いの序章。宇宙空間・サイバー空間・AI技術など最先端技術の分野で、中国がアメリカに攻勢をかける。トランプ政権の関税強化などの対応は、むしろ防御策。一方の中国にも少子高齢化や経済成長率の鈍化などの不安材料あり。最悪のシナリオは、日本を戦場とする米中の軍事衝突が起きること。これを避けるため、あらゆる手段を駆使してリアリズムの外交・安保政策を模索していかなければならない。

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