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ISBN 10 : 4130203118
Content Description
人びとは「健康=生存の質」をいかに追求してきたのか―。感染症に脅かされるいま、東アジアの歴史的経験に向きあう。
目次 : 第1部 健康の語られ方(「みみちかく、さとしやすき」養生論―近世前期の健康問答/ 健康のための選択―近代韓国における大衆と医療/ 健やかな小学生―近代中国の教科書からみる健康観/ 健康の売り文句―近代上海の肝油広告)/ 第2部 政策と健康(屎尿に対する認識の変化と下水処理化―明治期から戦後の日本/ ヒトの健康とウシの健康―畜牛結核対策の歴史/ 子供の健康と占領政策―日米の文脈比較)/ 第3部 環境と健康(「風土病」をめぐる2つの発見/ 総力戦的予防―日本における住血吸虫症対策/ 暮らし・健康・地域社会―愛媛県三崎町でのリンパ系フィラリア症対策)
【著者紹介】
福士由紀 : 1973年生まれ。東京都立大学人文社会学部准教授。中国近現代史・医療社会史
市川智生 : 1976年生まれ。沖縄国際大学総合文化学部准教授。日本近代史・日本医療社会史
アレクサンダー・R.ベイ : 1970年生まれ。チャップマン大学歴史学部准教授。日本近代史・医学史
金穎穂 : 1977年生まれ。韓国延世大学校医科大学人文社会医学教室医史学科研究助教授。近代日韓医学史・東アジア医療社会史・日本近代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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