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板垣征四郎と石原莞爾 東亜の平和を望みつづけて

福井雄三

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569707365
ISBN 10 : 456970736X
Format
Books
Release Date
May/2009
Japan

Content Description

天才と謳われた石原莞爾が生涯でただ1人、敬服した人物がいる。その名は板垣征四郎。彼が日本とともに生きた時代が今よみがえる。満州国という視点から見た、日本の現代史の核心に触れる1冊。

【著者紹介】
福井雄三 : 大阪青山短期大学准教授。1953年7月、鳥取県倉吉市生まれ。東京大学法学部卒業。企業勤務の後、1992年より現職。専攻は国際政治学、日本近現代史。行動する社会科学者を信条に、ソ連崩壊の年に地球一周の旅を敢行し、激動するソ連・東欧の社会情勢を直接現地で取材。その後シナ大陸の全域及び台湾を踏破(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • shincha

    五族協和の理想を心の底から願いそれを実現するために満州国設立の立役者となった2人。歴史にIFはないが、石原莞爾や板垣征四郎の北進を当時の海軍が理解していたら、スターリンやレーニンの独裁による虐殺、毛沢東による中国人民の虐殺や文化外革命による虐殺、ポルポトや北朝鮮の悲劇なども起こらなかった可能性が高い。他の大東亜戦争を考察した本と違うのは、山本五十六と東条英機をヒーロー化せず、こき下ろしているところだ。日ロ戦争までの日本人のすごさと反対に昭和の陸軍の無能さ無謀さを書いた本が多い中、真実はここにありと感じる。

  • こまったまこ

    板垣征四郎と石原莞爾について知りたくて手に取ったが、二人の話というよりも彼らを中心にして満州事変から戦後の軍事裁判までを総括的に広い視野で歴史の流れを辿る作品になっている。今まで自分が読んできた昭和史とは少し違う視点で面白かった。ノモンハン事件の実情や満州事変と支那事変は全く関連がないこと、独ソ戦の時に日本が北進していれば米は参戦の口実を失い米との戦争に発展しなかった、陸軍の仮想敵国はソで大陸で戦う訓練をしており海軍の南進策を徹底的に批判している、など興味深い内容だった。

  • rytryt

    図書館で何気なく手に取ったのですが、良い刺激がありました。西尾幹二さんによる解説、『本書は、従来の歴史書と違って、時間的にも空間的にも著者の視野が長く広い範囲を見渡しつつ、叙述されているのが特徴です』。 例えば、『アメリカはなぜ日本を敵に回して戦争する気になったのか』。最後に序文から。『思索を重ねることによって、歴史から無限の教訓が得られる』。本書は私にとって、歴史発見の旅、またはその始まりかも、でした。

  • チダ(uy1)

    巻末の西尾氏の項にあるように、二人を題材にした満州事変から戦後の軍事裁判までという、この本の主人公は、歴史。

  • 兵衛介

    板垣征四郎を正当に評価しようという動機で書かれた本ということで読んでみたが期待はずれ。ノモンハン事件が実は日本の勝利であり日本軍は当時世界最強の軍隊であったという妄言が語られており程度が知れるであろう。

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