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歴史学入門 新版 岩波テキストブックスα

福井憲彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000289214
ISBN 10 : 4000289217
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2019
Japan

Content Description

歴史を学ぼうとするすべての人のための「史学概論」。社会史がきりひらいた問題意識をふまえつつ、史料論、地域とネットワーク、身体性と心性、家族とソシアビリテ、記憶と表象など、現代歴史学の考え方を明快かつ綜合的に解説。読みつがれてきた旧版に「宗教」と「ジェンダー」に関する2章を加え14章構成とした全面改訂版。

目次 : 歴史への問い/歴史からの問い/ 証拠としての史料・資料/ 歴史の舞台としての環境/ 時間の認識と時代区分/ 歴史の重層性と地域からの視線/ グローバルな歴史の捉え方/ 身体と病と「生死観」/ 宗教と信心のあり方/ 歴史人口学が拓いた地平/ 人と人とを結ぶもの/ 女性史とジェンダーという視点/ 比較というまなざし/ 政治と文化の再考/ 歴史と記憶または歴史と現在

【著者紹介】
福井憲彦 : 1946年生まれ。東京大学文学部卒。現在、学習院大学名誉教授。専攻、フランス近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 秋良

    歴史学を学ぶ上での視点の持ち方や注意点を、大まかなトピックごとに概説する一冊。元々は放送大学の講義用に準備したものだそうで、平易な文章で高度なことが書いてある。完全な客観視をすることは不可能で、どうしても主観が混じること、主観が混じることを覚えておくこと、というのは歴史学以外にも応用ができそう。

  • ケンミ

    歴史を学ぼうとする学生に向けて、現在歴史学がどんな状況にあるのかを主に筆者の専門であるヨーロッパ近代史の事例を中心にまとめた入門書。読みやすいものの最初はいまいち全体像が掴めず苦戦した。 歴史学が国家を中心とした歴史から社会史、女性史といったそれまで目を向けられてこなかった分野への視野拡大や複眼的観点の導入といった変化を遂げてきたことはとりあえず掴めた。なんとなくだが、歴史学をする上で持つべき観点、様々な歴史学の観点のようなものを与えて貰ったように思う。時折読み返したい一冊。

  • NorthVillageHRE

    歴史学の包括的な入門書。 主なテーマについてはかなり網羅されており、これから歴史学を勉強していく上で戻ることになる本だと思う。 個人的には「時間の認識と時代区分」と「政治と文化の再考」の章が非常に面白かった。 特に政治文化については関心があるので、リン・ハントの『フランス革命の政治文化』などを読んでみたい。

  • 星乃

    事例(主にフランス)が豊富でわかりやすい。歴史を客観的に捉えることの難しさ。解釈には、どんなに気をつけても必ず読み手のバイアスがかかる。歴史家は自分自身を徹底的にチェックする必要がある。

  • みかん上級大尉

    門外漢ながら良い入門書だと感じた

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