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教養としての「フランス史」の読み方 Php文庫

福井憲彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569904795
ISBN 10 : 4569904793
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
April/2025
Japan

Content Description

フランス史の中に現代を読み解く鍵がある。「西洋近現代史」第一人者が2000年を超える歴史の流れを大きくとらえて語りきる一冊。

【著者紹介】
福井憲彦 : 学習院大学名誉教授。公益財団法人日仏会館名誉理事長。1946年、東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。専門は、フランスを中心とした西洋近現代史。2018年、フランスより国家功労勲章シュヴァリエに叙された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Copper Kettle

    夏休みにパリに行ったから、というわけではなくて、ローマ帝国が滅亡してからの歴史を学ぶとフランク王国の存在が大きくなってきたというのがまずあって、そこからなんだかフランス革命のところもモヤモヤしていたので一度フランスの歴史を俯瞰したいと思い購入しました。ケルト(ガリア)人なのかゲルマン人なのかってところも結局は明確な線引きはできないことが分かったし、「カペー王朝の奇跡」というのも収穫だった。そして現在はやはり歴史の延長なのだな、とあらためて思った。「今と一緒じゃん」と思うところもあって、そこは危機感が募るね

  • Go Extreme

    ヴェルダン条約とメルセン条約→ヨーロッパの基礎形成 クローヴィス→フランク王国建国とカトリック改宗 シャルルマーニュの広大な帝国と西ローマ皇帝戴冠 三分割された王国から現代ヨーロッパの原型 ジャン・ボダンの『国家論』→主権国家理念確立 大西洋の三角貿易と植民地拡大政策 バスティーユ襲撃から始まる予期せぬ革命 天賦人権説に基づく人権宣言の制定 アンシャン・レジームから脱却への意識変革 ナポレオンの皇帝即位と徴兵制による大軍編成 メートル法と言語統一による国民国家形成 国民国家間の総力戦と西洋没落意識

  • ひで

    ヨーロッパ史は複雑怪奇のように思えており、過去にローマ史は全部読んだが、現代につながる部分がわかりにくかった。今回のフランス史はポイントを押さえており、特に現代におけるフランス・ドイツ・イギリスの立ち位置をつかみやすくする意図が見られており、とても分かりやすかった。 第二帝政→共和制→復古王政→共和制の下りがよかったかな?

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