Books

自由の地域差 ネット社会の自由と束縛の地理学

福井一喜

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784947553836
ISBN 10 : 4947553839
Format
Books
Release Date
January/2020
Japan

Content Description

ネット社会がもたらすのは自由か?それとも束縛か?ネット社会化は、ローカルな束縛からの解放と、グローバルな束縛を同時に意味する。私たちは「もっと自由になる方法」よりも、「好ましい形で束縛される方法」を、地域的・空間的な視点で考えるべきである。

目次 : 第1部 「自由の地域差」とは何か?(自由には地域差がある/ 「自由とは何か?」とは何か?/ ネット社会の自由と監視)/ 第2部 「自由の模索」の地域差―インフルエンサーと情報技術者の試み(自由がもたらす相互監視の地域差/ ITベンチャーの東京一極集中と情報技術者たちの「自由」/ 情報技術者たちの自由なコミュニティとその地域差)/ 第3部 自由がもたらす地域の解放と束縛―温泉観光地の再構築(温泉地の社会構造と「自由」を求める宿泊業/ 自由の空間的再編成と温泉観光地の変容)/ 自由の地域差

【著者紹介】
福井一喜 : 1987年埼玉県生まれ。筑波大学大学院博士後期課程修了、博士(理学)筑波大学大学院博士特別研究員などを経て、流通経済大学社会学部(国際観光学科)助教。専門はネット社会化に関する観光地理学と経済地理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 天婦羅★三杯酢

    自由とは何か? と漠然と問うても答えは雲を掴むばかり。 しかし、それが人間の営為の様子であり、人間という存在は必ずどこかで地理的な制約を受けるのだ、としてから考えると見いだせるものがある。 そして、物理的のみならず、社会的、さらには”電子的”位置でも人間は一定のポジションを取らざるを得ないとしたとき、自由はどのように立ち現れ、またどのように相互作用を及ぼしていくのか。 具体的にはネットのインフルエンサー、ruby技術者コミュニティ、そして我が草津温泉の事例を通じて自由の様相を描写している。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items