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世界史劇場イスラーム世界の起源

神野正史

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784860643485
ISBN 10 : 4860643488
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界史が苦手な人でも、映画や舞台を観るような感覚でどんどん読み進められて、イスラームの知識がスイスイ頭に入ってくる。歴史が“見える”イラストが満載!世界史を学びなおしたい大人から、世界史が苦手な高校生までたのしめる。

目次 : 第1章 イスラームの成立(イスラームなき「暗黒時代」とは?―ジャーヒリーヤ時代/ もたらされた富はいったい何を生んだのか?―アラビア半島の経済的発展 ほか)/ 第2章 正統カリフ時代(正統なる後継者はいったい誰に?―初代正統カリフ/ そして「聖戦」が始まる―第2代正統カリフ ほか)/ 第3章 ウマイヤ朝時代(世襲カリフ時代の幕開け、そして「カーバの呪い」―ウマイヤ朝の成立/ 「岩のドーム」の真相―ウマイヤ朝の文化事業 ほか)/ 第4章 アッバース朝時代(ウマイヤ家のお家騒動に忍び寄る影―アッバース朝の成立/ 血塗られたパーティー―初代アブル=アッバース ほか)/ 第5章 イスラーム分裂(あの時の金髪碧眼の青年がいま!―アッバース朝の解体/ “自称”カリフたちの登場―ファーティマ朝の勃興 ほか)

【著者紹介】
神野正史 : 河合塾世界史講師。世界史ドットコム主宰。ネットゼミ世界史編集顧問。ブロードバンド予備校世界史講師。歴史エヴァンジェリスト。1965年、名古屋生まれ。立命館大学文学部史学科卒。「歴史エヴァンジェリスト」として、TV出演、講演、雑誌取材、ゲーム監修など、多彩にこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 非日常口

    イスラームが生まれる前段階のサウジ近辺の混乱からセルジューク朝までを地図と家系図を使って解説。簡潔明瞭ながら所々トゲのあるシニカルな語り口で日本や世界の別時代でも似たようなことが起きていた例を出し、歴史が繰り返されていることを見せる。こういった共通項を抜くことは、世情を読む上でとても有益だと思う。地図と人と富の流れの変遷を頭に描くのに良いエクササイズな上、現在のシリア情勢のバックボーンの一部を考える上でも使えるところがあるのではないだろうか。続刊期待。

  • coolflat

    ムハンマド〜正統カリフ〜ウマイヤ朝〜アッバース朝〜イスラム分裂時代(後ウマイヤ朝・ファーティマ朝・サーマーン朝・ブワイフ朝・ガズニ朝・セルジューク朝)までを扱っている。この中でも、正統カリフ時代が特に詳しかったように思う。69頁。大学受験では「人頭税をジズヤ、土地税をハラージュ」と教えるが、それはアッバース朝2代カリフ以降のことで、実はウマイヤ朝期にはそういった区別はなかったとのこと。ちなみに、ウマイヤ朝期には、旧ビザンツ帝国領の税のことを「ジズヤ」と言い、旧ササン朝領の税のことを「ハラージュ」と言った。

  • CHRONO

    文化的に遠い感じで理解の難しいイスラーム世界。その起源である600年から1100年頃までの500年間を解説してくれる。わたしの能力では一読では到底理解というにはほど遠い世界。難しい。とりあえずこれで同じシリーズがあと2冊あるようなのでそれを読み、別の小説なりを読んで理解を深めるきっかけになればと思っている。しかし、キリスト教もそうだが、イスラム教も知れば知るほど、なぜこの教えを信仰するのかさっぱりわからない。仏教は相当まともな宗教だと思うんだが。

  • Sachi

    ムハンマドの誕生からイスラム教の誕生そしてお家騒動、数々の戦乱、統合と分裂。イラストが多くて、わかりやすくまたざっくばらんな語り口調なので面白く読めました。こういう教科書だったらいいのになぁ。あとがきに歴史学習とは「感じるもの」「たのしむもの」「体感するもの」であり「暗記する」ものではありませんと書いてますが本当そうですね。脈々と繰り広げられる人間ドラマを体感し、そこから学ぶことは面白いし又大切なことでもある。歴史に対する理解を深める事は人間理解にもつながる大切な要素だと思います。

  • デューク

    河合塾で世界史を教える筆者が、イスラームの成立から正統カリフ時代、セルジューク朝までを解説した一冊。 知っているようでよく知らない、イスラームの歴史をわかりやすくまとめており、必修の教養書と言っても過言では無い一冊。だがこの本の真骨頂は、本文ではなく欄外の注釈。中国が反日教育をやめられない理由、異民族を統治するコツ、カリスマが亡くなった時に訪れる真の危機、中世騎士の起こり、ソ連があっけなく崩壊した理由、などなど。イスラームの歴史だけではなく、豊富な歴史知識から導かれる至言の数々こそ必読の一冊。いちおし

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