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ISBN 10 : 462208838X
Content Description
「たった一人の患者の心でも、ほんとうに知るのはなんとむつかしいことか。」エッセイ、論文、対談を収録。
目次 : 第1部(ひととしごと/ 島の診療記録から/ 自殺と人間の生きがい―臨床の場における自殺/ 生きがいについて―生きているねうち(看護学生への講演)/ 心に残る人びと/ 患者さんと死と/ コラム「天窓」/ 自己の死と孤独/ なぐさめの言葉/ 老人と、人生を生きる意味/ 沈黙の意味/ 医師が患者になるとき/ 対談・病める人と病まぬ人(押谷美恵子・外口玉子))/ 第2部(限界状況における人間の存在―癩療養所における一妄想症例の人間学的分析/ 人間学/ 「ピネル神話」に関する一資料/ 西洋臨床医学の生命観―M.フーコーの所説によせて)
【著者紹介】
神谷美恵子 : 1914‐1979。1935年津田英学塾卒業。1938年渡米、翌年からコロンビア大学医学進学コースで学ぶ。1941年東京女子医学専門学校(現・東京女子医科大学)編入学。1943年夏、長島愛生園で診療実習等を行う。1944年東京女子医専卒業、東京大学精神科医局入局。1952年大阪大学医学部神経科入局。1957‐72年長島愛生園精神科勤務(1965‐67年精神科医長)。1960‐64年神戸女学院大学教授。1963‐76年津田塾大学教授。医学博士。1979年10月22日没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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