アトリエインカ-ブ 現代ア-トの魔球

知的障がいがあるアーティストの作品をアウトサイダー・アートなどとカテゴライズせず、現代アートとして捉え、彼らの活動を支えるアトリエインカーブ。そのチーフディレクターによる、アートと福祉への提言。

【著者紹介】
今中博之著 : 社会福祉法人素王会理事長。アトリエインカーブクリエイティブディレクター。イマナカデザイン一級建築士事務所代表。一級建築士。１９６３年京都市生まれ。偽性アコンドロプラージア（先天性両下肢障がい）。株式会社乃村工藝社デザイン部退社後、社会福祉法人の経営企画・空間設計、企業や自治体のプロジェクトに参画、ソーシャルデザインに関わる提案をおこなう。アトリエインカーブでは、知的に障がいがあるアーティストの作品を日本とアメリカを拠点に発信している

神谷梢 : 社会福祉法人素王会アトリエインカーブチーフディレクター。学芸員。社会福祉士。１９７６年神戸市生まれ。アトリエインカーブ前身の無認可作業所時代からスタッフとなり、社会福祉法人素王会の立ち上げから、アトリエインカーブのこれまでの事業運営、企画展開の重要な一端を担う。芸術・福祉のみならず、さまざまな視点をもちながら、所属アーティストにとってのしあわせを日々追求している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）