図解でわかる購買管理 いちばん最初に読む本 改訂2版

　製造業の企業活動はモノ（設備・装置、原材料等）を買って、新たなモノ（製品・商品）を売ることです。したがって、モノの購入に携わる購買部門の仕事は非常に重要です。
　購買管理業務の基本は「QCD」です。つまり、「品質」（Quality）、「コスト」（Cost）、「納期」（Delivery）の3要素を絶えず念頭において、「適正なもの」を「適正な価格」で「納期どおり」に入手しなければなりません。そして現在、購買管理業務のうち、案件管理、発注管理、外注管理、コスト管理、品質管理などの業務でDX化（デジタル技術を駆使した効率化）が進んでいます。
　本書は、購買管理の仕事の基礎知識や業務のすすめ方から、外注活用や調達方法、コストダウン手法などの経営戦略まで、図解とわかりやすい解説で2016年9月の初版発行以来、おかげさまで版を重ねてきましたが、DX化や新しい仕事のすすめ方などの最新情報を織り込んで改訂2版とするものです。初めて購買管理の担当者になった人でもすぐに理解できる最適の入門実用書です！

【著者紹介】
神谷俊彦 : 大阪府出身。大阪大学基礎工学部卒業。中小企業診断士、ＩＴコーディネータ、Ｍ＆Ａシニアエキスパート。富士フイルム（株）にて技術・マーケティング部門で３５年勤務後、独立。（株）ケービーシーを設立して代表取締役となり、現在に至る。（一般社団法人）城西コンサルタントグループ（ＪＣＧ）会長。中小企業のものづくり企業支援を中心に創業支援、海外展開支援を得意分野として活動する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）