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日本料理の贅沢

神田裕行

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062880671
ISBN 10 : 4062880679
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本料理は、日本にしか咲かない花のよう…。本書は「ミシュランガイド東京」で3年連続三つ星獲得の名料理人が、日本料理の素材の吟味から、出汁の種類、火入れのコツまで、世界の食通を魅了する一流の技を公開。

【著者紹介】
神田裕行 : 1963年徳島生まれ。大阪で日本料理の修業後、1986年パリに渡り、日本料理店の料理長を任される。1991年帰国後、徳島の「青柳」へ。その後、東京・赤坂の「basara」料理長に。2004年、独立して東京・元麻布に「かんだ」をオープン。2007年より刊行の『ミシュランガイド東京』において三年連続で三つの星を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ホークス

    三ツ星オーナーシェフによる日本料理論。前菜、お造り、お椀などステージごとのポイントを素材や調理法から解説する。一日のお客を18人にするのは、魚の美味しいサイズに合わせるため。特にお造りは、鯛なら鯛の、平目なら平目の食べ頃サイズが明確にある。お椀は両手で持って味わうと何故良いのか、欧米人が寿司を醤油漬けにする理由、新米と古米の使い方等々。少し理屈っぽいが熱心で、フランスでの経験が時折顔を出す。力のある職人が、自惚れを抑えてその世界を語るのは難しい。本書はギリギリ読みやすく、とても興味深い。

  • James Hayashi

    処分しようかと考えたが、とんでもない料理本。保存。再読。

  • マッキー

    ミシュラン三年連続三つ星をとった料理人が書いている。素材の選び方、仕込みのこだわり、おいしい食べ方、素材の一番おいしい季節。「科学」と「理論」を駆使し、様々なことを逐一考えて、頭で緻密な計算をし、お客さんに「最高の料理」をお出しする。筆者の文を読んでいるだけでよだれが・・・。我々でもできるおだしの取り方も書いてくれているのでいざという時に役立つ。一度は彼の店へ足を運んでみたいものです。

  • 白義

    読んで驚くのは著者の、日本料理に限らない世界各国の料理、素材への深い見識で、自ら分析した上で料理を作り出す芸術家の本のような面白さがある。味が連想できるような美味い文章に分析的な視点から語られた合理的な料理論が組合わさって、なるほどと納得し腹を鳴らしながらするする読めてしまう。手軽なあんかけ丼、上手な卵とじ丼の作り方など、家でも試せそうな具体的アドバイスも。また、その合理性の中には常にその日の状況や季節を見ながら最良のサービスを提供するプロの精神が貫かれていて読後感も実にいい

  • うさっぴ

    ふと、また読み返したくなって再読。日本料理へのこだわりがすごい。ひとつひとつ、その場のお客様に合わせてメニューを組み立てていっているライブ感がすごい。特にもう読んでいるだけでお椀がすごく美味しそう!

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