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ISBN 10 : 4826506473
Content Description
戦国時代、河内飯盛城(大阪府大東市、四條畷市)を拠点に政権を掌握した“天下人”三好長慶は、一五六四年(永禄七年)、配下の有力武士七三人のキリスト教の洗礼を認める。ここから河内キリシタンは繁栄し大きな広がりをもつ。本書は、河内キリシタンにはじまる戦国時代のキリスト教の歴史を当時の社会や政治のなかで多角的に考える。受難と殉教が強調されてきたキリシタンの姿を、最先端の研究成果によって更新する。
目次 : 第1編 河内キリシタンの繁栄とその広がり―神田宏大の著作から(ザビエルの夢の実現(講演記録から)/ 戦国時代の河内キリシタン/ 河内キリシタン人物伝)/ 第2編 河内キリシタンの世界(キリシタンと戦国時代の河内・畿内/ 河内キリシタン/ キリシタン墓の流れ/ 河内からのキリシタンの広がり/ 河内キリシタン探求)
【著者紹介】
神田宏大 : 単立・野崎キリスト教会牧師。関西聖書学院講師。キリスト教の宣教につとめながら河内キリシタンの歴史を掘り起こし、ラジオ放送、講演、執筆などで河内がキリシタンの聖地であることを検証する。2016年6月召天
大石一久 : 長崎県立高校教諭、長崎県文化振興課、長崎歴史文化博物館を歴任。日本石造物研究会副代表。中世の日引石塔研究を通して近畿から九州・東北に至る中世の海道・日本海ルートを解明するなど中世石塔研究の専門家。近年はキリシタン墓碑の全国的な調査を行い『日本キリシタン墓碑総覧』(南島原市発行)を編集・執筆するなどキリシタン墓碑研究を精力的に行っている
小林義孝 : 摂河泉地域文化研究所理事。古代から近世の葬墓制の研究を行なう。近年は河内を中心とする地域の歴史解明につとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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