Books

スイート・マイホーム 講談社文庫

神津凛子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065237687
ISBN 10 : 4065237688
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan

Content Description

隙間風に苛まれる日々を脱すべく、念願の家を購入した賢二。愛する妻と娘と引っ越したそこは、団かくて快適な、まさに「まほうの家」―だったはずなのに。立て続けに起こる異変と、家中に漂う見知らぬ誰かの気配が、一家を恐怖の淵に追い詰める。そして、とうとう死者が。この悪夢の先に待ち受けているものとは。

【著者紹介】
神津凛子 : 1979年長野県生まれ。歯科衛生専門学校卒業。2018年、『スイート・マイホーム』で第13回小説現代長編新人賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 青乃108号

    妻と口論すると躊躇なく愛人宅に行き、若い女の体を貪る主人。イケメンが為に不貞を繰り返す夫も、妻には自慢の夫らしい。序盤のこの辺りでモヤモヤしてくる。イケメン夫が新居を構える。特殊な暖房構造を持つ暖かい家。中盤のこの辺りで先の展開が読めてしまう。家に潜む禍々しいものが、じわじわと幼子を妻を恐怖に取り込んでゆく。ホラーらしき要素は満載なのに、これが微塵も怖くない。突っ込みどころが多すぎて話に集中出来ない。そもそも全体の構成がどうしてこうなった、てぐらいの空中分解状態。ラストの衝撃シーンは取ってつけた様で不要。

  • absinthe

    面白かった!犯人は幽霊なのかサイコパスなのか、得体のしれない影に纏わりつかれる恐怖。寒い地方で暖かい家といえば理想的。理想の家、憧れの家、だけどどこかオカシイ。理想の家族を持っているかに見えた主人公も妻を裏切っており、心にはどこか闇を抱えている気配。さらに進むと登場人物それぞれが、それぞれに闇を抱えていて…という少しずつ明らかになるにつれ恐怖の存在がそこかしこに。この流れは大好き。ところで、最後の2ぺージだけは蛇足だった気もするのだが…

  • アッシュ姉

    念願のスイート・マイホームを建てたはずが、恐怖の我が家に。遊びに来た子供はさぞ怖かっただろう。設定や展開にはデジャブ感があるものの、不穏な雰囲気満点で一気に読了。「最後の一ページ、ここまでやるか」という石田衣良さんの帯コメントに大きく頷いてしまった。斎藤工さん監督、窪田正孝さん主演で来年映画が公開されるそうで楽しみだ。

  • あっか

    文庫新装版カバーの「怖い!怖すぎる!恐怖の声続々!正にオゾミス!」にまんまと惹かれました^^嫌な人間って嫌だな…からめちゃくちゃホラー!?…からやっぱり人間が怖い!!という結論に。笑 五十嵐貴久さんのリカを彷彿とさせますね…うーん、でも途中の甘利視点のエピソードについては、犯人の正体(に読者は気付きつつも)については、明確な答え合わせは最後に読みたかった感がある。最後はめっちゃ嫌な結末。夫の兄、住宅会社、夫の不倫、夫の父…と色んな要素が絡まり合っています。家を建てる時は、担当さん選びは慎重に見極めよう…笑

  • yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗

    長野県の冬は寒い。しかし、賢二と家族が求めた家は、部屋全体を暖めるロシアや北欧にある方式。これぞ理想の家だ!と住み始めるが、次々と異変に襲われる。ついには殺人まで起こるが、元々の根っこは賢二の妻、子ども達をも恐れぬ不倫だと思う!!!少し長すぎる感じもあるが、面白くて、そして怖かった。一番怖いのは賢二。嫌な男だなぁと思う(笑)

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items