Product Details
ISBN 10 : 4814000871
Content Description
奴隷の子孫たちが、もともとは植民者のものであったキリスト教の聖書を参照しながら、自分たちの苦難に意味を与え、救済に繋げるために作り上げてきた思想・実践の総体であるラスタファーライ(ラスタ)。その音楽的顕れであるレゲエは、ラスタのメッセージを広める役割を果たしてきたが、一方で、俗世間を支配する悪魔的なものと見なされることもあった。ジャマイカと日本を舞台に、ポスト・レゲエともいうべきダンスホールまで視野に置きつつ、ラスタの生活世界を描き出す。
目次 : 第1部 ジャマイカというフロンティア(調査地とラスタファーライの概略/ エチオピア・アフリカ黒人国際会議派の概略/ プリンス・エマニュエル死後の経済活動の変化/ 会議派系ミュージシャンの信徒らしさ/ ディアスポラ黒人中心主義の揺らぎ)/ 第2部 日本というフロンティア(日本におけるラスタファーライの概要と展開/ ラスタファーライと日本のルーツとの接合/ ラスタになり、ラスタとして生きる/ ラスタファーライを介した地域への愛着とまちづくり)/ 身体を起点に据えること
【著者紹介】
神本秀爾 : 1980年生まれ、久留米大学文学部講師。博士(人間・環境学)(京都大学)。専門は文化人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
BLACK無糖好き
読了日:2017/06/10
晴
読了日:2019/01/29
jyocho_hiseisan
読了日:2019/04/19
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

